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MANHOLE 2019AW PREVIEW “bagjack”

MANHOLE 2019AW PREVIEW

– ALONE –



こんにちは。
MANHOLEの河上です。


誇張でもなんでも無く、数年前まで僕はカバンを持つという行為が嫌いで、それまでの人生でまともに背負った事があるカバンはランドセルや学校指定の通学用鞄くらい。

小学校を卒業して以降は「どうすれば自分で荷物を持たずに過ごす事が出来るか。」を考え続けていました。

別に買い物は嫌いでは無かったので、たまにデザインが気に入ったバッグを買う事もあり、その度にバッグという存在に対して歩み寄ってみたのですが。。。

やはり使ってすぐに我慢が出来ずにそのまま部屋に置きっ放し。
無駄な買い物をしたトラウマだけ自分の中に残して「どうすれば自分で荷物を持たずに過ごす事が出来るか。」を再度掘り下げる、という繰り返し。


そんな僕の鞄に対する苦手意識を変えてくれたのはドイツのバッグブランド:bagjack。

もちろん朝起きて荷物を背負う度に「どうすれば自分で荷物を持たずに過ごせるか。」を考え続けるのは変わりませんし、鞄を持つ必要の無いタイミングでファッションとして鞄を取り入れる事も絶対にしないのですが、ここの鞄を持つ様になってから”鞄”という存在に対する印象が自分の中で少しだけ変化しました。


今回bagjackでオーダーしたのは、前職で「このブランドを取り扱いたい。」と思ったきっかけのモデル。

コンセプトの定められたお店のバイヤーとして判断した結果、取り扱い以降約4年間、結局オーダーすることはありませんでした。

実際にMANHOLEでオーダーする際も「河上さん、本当にこれやるんですか。。。!」と、代理店の方に最後まで確認されたアイテム。



本当にやります。
取扱店も増え、各モデルのマイナーチェンジが繰り返されるこのブランドで、一番かっこいいと思い続けられたメッセンジャーバッグ。

“bagjack” – NIPPONJACK – ¥49,000+tax- (予定)

全7型のキャパシティバリエーションを誇るbagjackのメッセンジャーバッグ。
今回MANHOLEでオーダーしたのは、そのメッセンジャーバッグの中でも最大の容量を持つモデル:NIPPONJACK。

今回内覧会用に用意したのは、代理店様のサンプルです。
MANHOLEがオーダーして実際に納品されるのは僕が私物として所有しているlittlejackと同生地である黒のコーデュラナイロン。
内部のターポリンも変更しているのですが、文章では説明がしづらいので実際に口頭で説明させて下さい。

最大容量は69.5L。
H400 x W540 x D220 mm。

最大容量約70Lのメッセンジャーバッグ。というだけでも規格外なのですが、実際に数値で見てもピンと来ないと思います。

これは僕が4,5年程使い続けているbagjackのlittlejackというモデル。
bagjackのメッセンジャーの中では、下から三番目の容量。

これでも最大容量26Lなので、一泊の旅行の際や仕事の際に用いる場合も何不自由なく使えるモデルです。

実際に持って比較すると、その規格外の大きさが更に実感できるでしょう。
「鞄」というよりか、もはやコーデュラの布を体に纏う感覚。


この鞄の最大の魅力は、とにかくデカイこと。
ここまで極端な大きさだと、ただ単純に背負うだけで形になります。



最大容量70Lを詰め込んだ場合、鞄自体の耐久性は問題無いですが、どちらかというと自分の体の方がイかれてくるでしょう。

なので、最大容量を使い切る必要も無いし、そんな場面も滅多にありません。



ただ、とにかく入るというのは鞄の機能としても安心感があるのです。

いつの時代も、どんな分野も、「極端であること」というのは、それだけで武器になります。
MANHOLEもそういうお店でありたい。


今回用意したNIPPONJACKは、そういう意味だと視覚的に一番わかりやすくこのお店が目指すところをお伝えできるアイテムになるかもしれません。




※NIPPONJACKの実際の入荷は、10月頃を予定しています。



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河上 尚哉