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ULTERIOR for MANHOLE #1



こんにちは。
MANHOLEの河上です。

1月20日に前職を辞め、お店を開くために四方八方駆けずり回る日々を送っていた僕ですが、やっぱり本職は洋服屋なのでたまに無性に「洋服売りたいなあ〜。」という気持ちが込み上がってくる。

ただ、売るための場所も無い、決済方法も無い、といった状況だったし中途半端な物を用意してお客さんに無理矢理ハメ込んでいくのも嫌だったので、あの手この手を使って自分が納得出来るものを用意してきました。



今日紹介するアイテムもその内の一つ。

ULTERIOR for MANHOLE ” STANDARD TUBULAR SERIES “
L/S TEE ¥12,000+tax-
S/S TEE ¥9,000+tax-

日本に数台しかない大きい寸のビンテージ吊り編み機を使用。

表地はドライなタッチのアメリカンな手触り。
裏はふんわりとした、凹凸のある独特な風合い。


現行の一部老舗アンダーウェアブランドも小さい寸の吊り編み機は所有していますが、ここまで大きい寸の機械は非常に少ないです。

その為、量産が難しく、常に工場が抑えられている状況。

ULTERIORデザイナー:牧さんはタイミング良くその工場を抑えることが出来た為、大きい寸のビンテージ吊り編み機を使用した生地を2019SSコレクションのインラインで使用していました。

もちろんインラインのその生地も良かった。
ただ、MANHOLEではもう少しドライなタッチのアメリカンな生地を指定。

新品の洋服にもなかなか無い風合い。
古着が好きな方にも、古着では探しきれない/越えられない物の良さを味わって欲しい。という経緯から今回の別注に至ります。

カラーはホワイト/ブラックの2色展開。
サイズは4/5の2サイズ展開。
S/S TEE、L/S TEEの2型展開。

毎夏恒例の無地T探しも、これを買うことにより当分行わなくて良くなるはず。

古着屋のバイヤーというのは、新品を扱うセレクトショップのバイヤー以上に数多くの洋服を見ています。
特に古着のカットソーは新品を遥かに凌駕する雰囲気を持つものも本当に多い。

この別注のカットソーは「中台に対してあらかじめ商品の説明なども伝えずスッと受け入れてもらえるものを作る。」という項目を、自分の中の課題として作り上げた物です。

「中台、牧さんと進めてたTシャツ出来たよー。」と伝えて、「おー、めっちゃいいじゃん。何これ生地マジやばいね。」と取り入れてくれた時は少しだけホッとしました。

以下、中台からの紹介を。

古〜いカットソーには、確かにその当時にしか作る事の出来ない生地や雰囲気の良さがあります。
でも今僕らが着たいシルエットのものなんて所謂ヴィンテージと言われる年代の物ではほとんど見た事がありません。
というより存在していないのかも。

また、生地に雰囲気があれば良い。というわけでもないと思っています。
雰囲気が出過ぎてしまっているのも色気が無い。
魅力を内に秘める、ということは僕にとって大切な事で、
そこもちゃんと押さえてくれています。

表にはGILDAN的な普遍性とバランス感を、見た目からは分からないけれど、肌に直接当たる内側は柔らかく最高の着心地に。

「どこの無地Tが一番良いですか?」
ってよく聞かれますが、これが一番だよ。と自信を持って言える一枚です。




冒頭に書いた通り、ある程度関係性のあるお客様には既にお渡ししているもの。
色欠けは出ていないですが、サイズ欠けは出て来ています。

着る人が皆、感動して短いスパンでリピートしてしまうカットソー。

このアイテムの魅力は、実際に着た人にしかわからないでしょう。




※ULTERIOR for MANHOLE ” STANDARD TUBULAR SERIES ” の発売は、8月17日(土)を予定しております。

詳しい在庫情報などを知りたい方は、お問い合わせください。


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河上 尚哉