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FRANK LEDER – LODEN WOOL SIDE POCKET SHIRT –





MANHOLE 2019AW PREVIEW ” FRANK LEDER “







こんにちは。
MANHOLEの河上です。

毎シーズン、ユニークな発想と独自のクリエーションで楽しませてくれるドイツのブランド:FRANK LEDER。

彼の頭の中にあるコンセプティブなアイデアを、現実的に着られる洋服として落とし込むブランドでもありますが、今シーズンは至って普通。

だからこそ、”日常的に着る事の出来る”側面を持つFRANK LEDERを改めて紹介する事が出来ると思っています。

取り扱いの型数自体もそこまで多く無いので、一品番ごとにじっくりと紹介させてください。


FRANK LEDER

” LODEN WOOL SIDE POCKET SHIRT “

¥48,000+tax-





型自体はブランドが長く定番としている”オールドスタイル”という型の変形パターン。

その名の通りユーロ圏のヴィンテージシャツに見られるロングテールのディテールが特徴的。
同ブランドのダーツの入ったラウンドカットのシャツと比較するとゆったりとした形です。

両サイドにポケットのディテールが付属します。





” LODEN WOOL “とはFRANK LEDERが継続的に使用する、チロル地方に住む人々が生産してきた機能素材。

高密度に圧縮された厚いウールは防寒性はもちろん、羊の毛に十分に含まれる油分により防水性も兼ね備えた非常に実用的な生地。

その機能性からもともと、ドイツでは登山着に用いられていました。


Schladminger wool / Bavarian loden / Heavy lodenなど、様々な種類のローデンウールをコレクションに使用したきたFRANK LEDER。

今シーズン使用しているのは生地感の薄くしなやかなローデンウール。


“シャツ”と言っても、用いるのは生地感のあるウール。
着丈はロングでしかもポケット付き。

釦を留めずに羽織りものとしても使用できる点も、僕がこの形が好きな理由の一つ。


シャツやスウェットやニットの上から羽織ってみて下さい。

このアイテムのポテンシャルの高さが感じ取れるはずです。



着丈の短いブルゾンを合わせて、この長さのシャツだからこそ出来るコーディネートを楽しんでも◎



計4種類のカラーバリエーションで展開された今期のローデンウール。

MANHOLEではREDとGREYをオーダー。




同系色のアイテムを重ねて、生地感の違いを楽しんでも。



GREYの合わせやすさは特に言う事がありません。



個人的にはREDがおすすめ。

「赤いシャツはちょっと。。。」という方も多いと思いますが、まずは試してみて下さい。

この奥行きある表情のウールシャツは”赤い色の洋服”に対する苦手意識を少しだけ和らげてくれるはずです。

風雨に強く、頑丈なローデンウール。
シャツ自体のサイズ感も大きめ。

もちろん買う時に選ぶサイズにもよると思いますが、僕はこのシャツは着たら普通に洗濯機に突っ込んで洗って良いと思います。

少し縮みますが、手入れが複雑であればあるほど”日常的に着られる洋服”からは遠のいてしまうのと、このブランドの洋服は適当に扱うくらいがちょうど良いのです。




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河上 尚哉