NICENESSのふわふわ
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
明けましておめでとうございます。
今年もマイペースに二人仲良くやっていきます。
正月ふわふわと浮かれすぎたせいか、身の回りの色々な小物を失くしてしまいました。
7,8年身につけていた物もあったのでちょっと凹んでいます。
IQOSだったりの買い替えの時期がいまいちわからない物もついでに落としたようで、そういった物は新しく買うタイミングが出来てちょっとすっきりしています。
僕は変に物持ちが良いので、定期的に失くして入れ替えるくらいがちょうど良いのかもなあ、と考えて前向きに頑張ろうと思います。
今年もたくさん買い物できるといいなあ。

今日はNICENESSのふわふわなワイルドシルクのプルオーバーブルゾンを紹介します。
年明けに紹介する商品が無かったのでメーカーさんにお願いして追加しました。
生地自体は以前紹介したプルオーバーのベストと同じもの。




ワイルドシルクをパイルボアに加工し、保温性に特化させたプルオーバーブルゾン。
スポーティな見た目と裏腹な上品で光沢感のある生地。
着ている本人はもちろん、見るからに「良いものを着ているな〜。」という印象が伝わってくる洋服なので、適当にヤレた古着と合わせるくらいが自然です。



11月のニューヨークでの買い付けの際、異常な寒さから僕らを救ってくれたのは現地で買った古着のフリースでした。
かといって東京でそんな便利すぎるものに甘え始めてしまうと、一気に冬の洋服の選択肢が少なくなってつまらなくなる。
白だしシルクだし形は絶妙に野暮ったいし。
自分が着るのであればNICENESSのDEWEYくらい、便利なんだか便利じゃないんだかわからないくらいの洋服の方がちょうど良いかもしれません。
「NICENESSのふわふわ」といえば、このニットも一枚だけ再入荷しています。

“NICENESS”
– HANCOCK – [ 70’s sweat type pullover knit ]

以前のブログで紹介しています。
カシミア/セーブル混紡のリバースウィーブ仕様のクルーネックニット。
オープンのタイミングで発売したULTERIORのカシミアニットや、このニットでカシミアの本質的な良さを体感した方も多いはず。
すでに持っている方はクリーニングに出さずに家で手洗いすることをオススメします。
頻繁に洗うと毛抜けの原因になりますが、適度に手入れをしてあげることでもっと風合いが良くなるはずです。

久々に着ましたが、やっぱり良いですね〜。
同生地のボレロタイプも入荷しているので、それは後日改めて紹介します。


「生地が良い。作りが良い。」
というのを売り文句にしているブランドが今とても多いせいか、僕は展示会でそう説明されても「だからなんなんだろう。」と思うようになってしまいました。
もしかすると僕以上に「だからなんなんだろう。」と思っているお客さんは多いのかもしれません。
どんなに生地が良かろうが、どんなに縫製に優れていようが、着たときに楽しさや高揚感を感じられないそれは本当に良い洋服なんでしょうか。

まずは前知識無しに試して欲しい洋服。
もし仮にお店で「生地が良いんですよ〜。」と説明を受けても「だからなんなんだろう。」と思わせない直感的な良さが感じられるはずです。
河上 尚哉