F.LLI Giacometti “FG225” – Fausto – [ Gurkha sandal ]
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
もはやサンダルとは呼べないようなエレガントな佇まいのF.LLI Giacomettiのグルカサンダル。
肌の露出面の少ないFG225は、よりドレッシーな印象…かのように思えますが、履いてみるとトゥ周りは丸っこいので、そこまでのとっつきづらさは感じません。
どちらかというとルームシューズのような、どこか抜けた表情。
スイスでス・ミズーラしたシューズよりサンプリングした、甲革のクロスデザインが特徴的な一足。
レザーストラップなども、そのデザインに合わせてシャープな物が用いられています。
今回甲革に採用したのは以前紹介したダブルモンクストラップのオープントゥのサンダルと同じSCIARADA社の銀付きスエード:リバースドカーフ。
通常のスエードよりも強度がある為、アンライニングの軽く柔らかなシューズに使われるような革。その分値段が高い高級皮革です。
木型はFG166と同じFaustoというサンダル木型。
インサイドストレート/アウトサイドカーブ、程よい捨て寸のすっきりとしたフォルムが特徴的。
踵の小さい日本人にも履きやすいヒールカップ、土踏まずを優しく支えるアーチが心地よいフィット感を生み出しています。
マッケイ製法のストレスの無い返りの良さ。
とにかく履き馴染みが早い。
新品の状態から踏み込んでも、型崩れすること無く綺麗にスムーズにソールが返ってくれる感覚を、僕はFG166を履いた時に初めて体感できたような気がします。
フレアパンツを穿き始めてから、無性に黒スウェードのシューズが気になるようになりました。
特になんの根拠も理由も無い欲求なんですが、自分が納得できればそれで良いのかもしれません。
ボリュームの少ないすっきりとしたフォルム。
合わせようと思えばなんとでも合わせられるんだけど、「あえてサンダルを履いています。」なんていうわざとらしい嫌らしさが残らない上品な点も、僕がこの靴を好きな理由です。
週末に40と44のサイズが無くなったので、残りは38と42のみ。
買ってすぐにこの靴本来の良さを感じることが出来、履き馴染んだ頃に改めてこの靴にしか無い物を実感するF.LLI GiacomettiのGurkha sandal。
この靴を買うのに小難しい情報は必要ありません。
「良いな。」と思って手に取った方を、確実に満足させることの出来るモノの一つだと思います。
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河上 尚哉
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