なんか羽織りたい

こんにちは。
MANHOLEの河上です。
暑いしベタベタしてきました。最悪の気分。
本来であれば6月は湿度から逃げる為にお店を閉めてどこかに行く予定でした。
今年は無理そうですね。
梅雨が訪れる度に日本と自分と洋服が嫌いになりそうになるので、良いアイデアだと思ったんだけどなあ。
来年再挑戦してみたいと思います。



半袖の季節になりました。
夏は3日くらいで終われば良いと思っている僕にとっては、あまり良いことではありません。
体は明らかに拒否しているんだけど、気持ち的には無性に何かを羽織りたくなるんだけど、試しに家の中で羽織って出かける準備をしてみるんだけど、玄関で靴を履くだけで汗が吹き出してくる瞬間に、自分の体質と日本の湿度の高さを恨むのももう飽きました。
制汗剤ってもうちょっと便利にならないんですかね。
スプレータイプなんて一瞬で汗に流されるし、ボディーシートは刹那的。
持ち歩くのに鞄が必要だし、鞄なんて肩かけて歩いて3分後にはストラップの幅に合わせてTシャツが汗で滲むから持ちたくないし、出先で顔や体を拭いた後のボディーシートの処理ってみんなどうしてるんですか。
そろそろ自分の体から出る汗がめちゃくちゃスースーするようになる薬とか開発されませんかね〜。
いや、でもそれはそれで結構気持ち悪いなあ。


「自分に日本の夏は向いていない。」
満員電車でもみくちゃになりながら、汗だくになりながら学校に通っていた中学生の頃にはもう既にそう気付いていたのかもしれません。
解決策は空調の温度を下げるしかない。
ただ、残念ながら冷房が嫌いな人も寒さに弱い人も多いので公共の場所ではあまり勝手が出来ない。
そんなこんなで夏の暑さと高い湿度と自分の暑がりな体質に対してたくさんのジレンマを抱え生きながらもう32歳になろうとしていますが、去年自分達が好き勝手出来るお店という空間を手に入れました。
空調にはお金をかけました。うちの内装費の大半はそれ。
快適です。
たまに中台が震えていますが、僕は無言でジャケットを差し出すようにしています。
お客さんが寒そうな時、彼が「今がチャンス。」とばかりに空調の温度を上げているのを僕は文字通り肌で感じています。
なんの話かわからなくなってきましたが、毎年制汗剤に頼る/冷房に頼る/日本の気候と自分の体質を恨む以外のやり方で解決策を探しています。
「夏は何を着ても暑い。」
なんて諦めを少しでも快適に出来るような何か。
いつかどこかで答えは見つかるんでしょうか。
早く冬にならないかなあ。

イギリス軍のミリタリーメッシュを針抜きで再現したコットン素材を使用したカットソー:Helen Mayer。
前後に肩線の位置をずらし、着用した際に縫い代が肩に当たらない作りになっています。

めちゃくちゃ透けそうですが、意外と透けません。
中にプリントTを着ても、色物のカットソーを着ても太陽光の下でようやくわかるくらい。
ただ、やはり無地の白Tと合わせた時とは異なる印象をそこに感じると思います。
当たり前ですが、風は通すので非常に涼しいです。
汗もよく吸ってくれるので、インナーとして上からTシャツやシャツを合わせても良いと思います。
タッチはドライですが、コットン100%。
家で簡単に洗濯が出来て、すぐに乾く良い生地です。

” CLASS “
– Helen Mayer – ¥15,000+TAX-
このカットソーも、人によって良さを感じる点がそれぞれ異なる洋服。
良さを感じない方ももちろんいらっしゃると思います。
ただ、実際に一度着てみてほしいです。
使い勝手の良いものは世の中にありふれています。
「ただのカットソー」に新しい楽しさを見出だせるのは、こういう一見奇抜さを感じさせる何かなのかもしれません。
MANHOLE official instagram
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892