靴が無い
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
昨日は一人で黙々と片付けをしていました。
ちょっと下げてた商品なども出しつつ、「ある程度形になったかな〜。」なんてタイミングで気付いた。
店頭に並べる靴が無くなりそう。
なんとな〜く、靴はお店の面だと思っている。
出来ればずっと何かしらは並んでいる状態が望ましい。
先日入荷したFG498も残りは一足のみ。
このサイズやその人のキャラクターにも合いそうなお客さんの顔を頭の中で探してみたら、結構思い浮かぶ。
しばらく店頭にあった象革のチャッカブーツも、ELIGHTの斉藤さんが最近買っていってくれた。
台に置くものが無かったので、ELIGHTの斉藤さんがオススメしてくれた「田中みな実の写真集」を代わりに置いてみたんだけど、なんか違う。ここには靴を置きたい。
次の入荷も1〜2ヶ月くらい先。
「どうしようかなあ。。。」なんて今日ふらふらとWHEELIEの秋山さんの事務所にお邪魔したら、ちょうど良さそうなのが見つかりました。
Marmolada定番のトレッキングシューズ。
このモデルはそれのローカット版。
甲革にはエレファントレザーを採用。
現在F.LLI Giacomettiで用いているのは艶の無いマットな表情の象革。
このモデルに用いられているのは艶と光沢感のある表情の象革。
別にどっちがどっち、という訳ではありませんが…。
手入れがいらない、悪天候に強い、軽くて丈夫なのに変わりはありません。
この革のノルベジェーゼ製法の靴を持っていると、雨の日でもあまり嫌な気持ちにならない。
ちょっと前に作ったものが裏から出てきたようなので、MANHOLEで引き取りました。
サイズもある程度幅があるので、気になる方にはご案内しやすい状況です。
象革特有の天然シボも、コンクリートクラックのような腑の表情もキラキラ光っている。
以前紹介した、このローファーや、このトレッキングの写真と比較すると違いがわかりやすいかもしれません。
このモデルはサンプルしか見たことが無かった。
改めてじっくりと製品を見てみると、付属がかっこいい。
革の表情や型自体の形や各ディテールがかっこいいのはもちろんだけど、こういう道具としての面の良さが出る部分がかっこいいのは気分が良い。
従来のトレッキングシューズと比較すると、靴紐をスニーカー感覚で結べるのもライトで良い。
トレッキングは足首で靴全体を前に持っていけるのですが、このモデルは短靴のようなフィッティング。
悪路に強いノルベジェーゼ製法の上、vibramを履かせているので履き馴染みは悪く感じると思いますが、一度ソールが返ってくれれば大丈夫。
特に合わせ方もどーも無いので、かっこいいと思うように合わせて欲しいです。
値段のハードルさえ越えてしまえば、これほど気軽に履ける本格靴は他に無いような気がする。
履いててかっこいい、眺めていてかっこいい、道具としての使用感もかっこいい。
靴ってやっぱり楽しいですねえ。
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河上 尚哉
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