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足りないニット







こんにちは。
MANHOLEの河上です。

今年の一月頃、「お店に並べるものが無いよ〜。」と困っていた際にNICENESSの事務所にストックされていた物を何型か引き取りました。

今日紹介するHERBIEも、その中の一つ。
カシミヤ80%、セーブル20%の混紡糸で編み立てた、ハイネックボレロ型のスリーブマフラー。




届いたのはシーズン終わり頃の1月末。
引き取ったはいいものの、既に自分たちの意識が春に向かっていた為、半年寝かせることに。

最近引っ張り出してお店に並べている。
僕も中台もこのニットがかなり気になっている。というか、欲しい。



” NICENESS “
– HERBIE – [ カシミヤ/セーブル ハイネックスリーブマフラー ]



僕らは「ニットを肩にかけたスナップ写真」に対して疑問を抱いている。
以前二人で表参道を歩いている時に「雑誌のスナップを撮るためにわざわざ店内からニットを持ってきて肩に巻いている光景」を目にして以来、その違和感は自分たちの中でどんどん大きくなっている。

確かに僕らもニットやスウェットを肩にかける瞬間はある、着てきたはいいものの意外と暑かったからだ。

ニットを肩にかける、シャツをたすき掛けする、ジャケットを肩に羽織る、袖をまくる等。
いずれも日常的にランダムに起こる、女性的な線の細さ、男性的な素っ気なさなど、その人やその光景に魅力を感じる瞬間的な美しさだ。
それをわざわざ演出するのは、僕らにはどうにもお洒落すぎてむず痒い。



というわけで、「わざわざニットを肩にかけない」僕たち。
NICENESSのHERBIEは当然ショートボレロとして使うしかない。

試しにおもいおもいの格好に着替えてみた。
確かに着慣れないバランスだけど、その時の自分が着たい洋服に合わせて印象を変えてくれるような予感がする。

考えなしに、時に考えて、色々と試した結果、どこかの瞬間で奇跡的なバランスに出会う可能性を感じるニットである。


” NICENESS “
– HERBIE – [ カシミヤ/セーブル ハイネックスリーブマフラー ]
¥58,000+TAX-


何より、カシミヤセーブルの柔らかな触り心地/しっとりとした温もりは癖になる。

確かにこの風合いであれば肩に、首に、自然と巻いてみたくなるかもしれない…。



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河上 尚哉

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