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ただ巻くだけ






こんにちは。
MANHOLEの河上です。

雨ですね〜。
僕が寝ている時か、たまに降るくらいだったら良いんですが、二日間続いただけでうんざり。
明日からの天気予報を見て更にうんざりしてます。
今日は一緒に溜め息をついてくれる中台も休み。はあ。



今日紹介するのは、「例えこの世の酒類が全て蒸発したとしても、何も思わない僕」への誕生日プレゼントとしてお客さんが持ってきてくれた陶器のテキーラボトルとショットグラス。
ではなく、「河上さん、中台さん、サッカーボール持ってきたんで買ってください。」と、さも買うのが当たり前のような顔をしながら渡されたのでついつい買ってしまった古いレザーのサッカーボール。
ではなく、「あまりスカーフっていう気分じゃないけど、どっかのタイミングで何か閃くかもしれない。」なんて気持ちで代理店の在庫を引っ張ってきたNicholas Daleyのスカーフ。
ではなく、Nicholas Daleyのスカーフ置き場になっている「河上くん、オープンおめでとう!」と中目黒:Vaseの平井さんが開店祝いにくれたceramichiの皿。
ではなく、洋服の展示会に出かけたつもりが何故か帰る頃に気付いたら買ってた古いアフリカンスツール。
ではなく、こちら。



去年の秋頃、O’DEMの中村さんが「河上さん、作ったんでお店においてください〜。」と言いながら持ってきてくれた古いヴェネチア製のホワイトハーツを使ったビーズネックレス。
そういえば僕は去年の夏前に中村さんから同年代のホワイトハーツを買って気に入り、「夏に間に合いそうだったら持ってきてください〜。」と伝えていた。
渡されたのが秋だったので「来年の夏前に紹介しよう。」と思って放置していたら今年の夏がいつの間にか終わってしまった。時間が過ぎるのはあっという間ですね。。。もうあと三ヶ月寝たらお正月ですよ。



僕も中台も全く詳しくないジャンル。
「雰囲気がありますよね〜。」なんてふわふわした事しか伝えることが出来ないけど、確かに雰囲気がある。
偽物が多く出回っているようだけど、O’DEMのビーズネックレスに使われるホワイトハーツは1800年代〜1900年代初頭にヴェネチアで作られていた本物のアンティークホワイトハーツ。
赤は2色。
艶と透明感があるのは金で色付けされた金赤。
黒っぽく鈍く光るのは銅で色付けされた銅赤。
青はコバルト鋼で色付けされている。
中村さんは「青は本当に希少なんですよ〜。」と言っていた。


” O’DEM “
– White hearts neckless –



留め金具はsilver925。
新品の状態の全体的な雰囲気だったり、何気なく首に巻いていた際の風合いの変化を見ると、このビーズネックレスの留め金具は確かに銀の収まりが良い気がする。


これは僕の私物。引き輪は半年間使ったもの。
ラウンドは少し前に落としてしまったので、中村さんに新品に付け替えてもらったもの。



さて、なんで僕が秋が深まりつつあるこの時期に、結果的に納品から一年間寝かせてしまったビーズネックレスを紹介し始めたかというと、最近修理から戻ってきた私物のビーズネックレスをなんとな〜くつけていたところ、なんとな〜く秋冬の洋服の素材感にも馴染むような気がしたからだ。

紡毛の柔らかな風合いの中で泳ぐ暖かい艶のあるホワイトハーツは、思いの外悪くないかもしれない。

その日の格好にただ巻くだけ。
「いけるかも。」と思えば着ければいいし、途中で「なんか違うな。」と感じたらインナーの中にそっと入れたり外せばいい。




ネックレスはおろか、指輪すらも身につけない。というよりも本当に興味が無い中台。
このビーズネックレスに関しては彼の賛同は得られないだろうなあ、なんて思っていたけど、「俺もこういうのつけてもいいのかもな〜。」なんて鏡に合わせている姿を目撃した時は思わず笑ってしまった。

“インディアンジュエリーへの造詣が深い”という断片的な情報を僕らに拾われて「日本のインディアン」と呼ばれたり、いつも両耳につけてる札付きのピアスのせいで「竈門炭治郎」と呼ばれたり。
MANHOLE内での扱いは一見散々なO’DEMデザイナー:中村さんだが、僕らの中には中村さんの人柄や作るものに対して敬意や共感できるものがしっかりとある。楽しそうに買い物をしてくれるところも好きだ。

このビーズネックレスは決して安いものでは無いけれど、ただ巻くだけで今自分が着ている洋服をもっと好きになれる可能性をもつアクセサリーだ。
このバランスはきっと”インディアンジュエリーに造詣が深い”だけじゃ作ることが出来ない。洋服が好きで、色々な洋服を着て過ごしてきたO’DEMの中村さんだからこそ作ることの出来るものだと思う。







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河上 尚哉

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