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価値観を超えて






こんにちは。
MANHOLEの石川です。


ENCOMINGデザイナー:タイキ君と出会ったのは、確か昨年の9月ごろ。


初めて会った時は、酩酊して記憶が曖昧。
定かではありませんが、ラーメン屋でとても食べきれないてんこ盛りのセットメニューを頼んだような気がします。
タイキ君はそんな僕を微笑みながら相手をしてくれたとても良い人。


彼からはどこか曖昧な空気が漂い、簡単には掴めない印象で、一緒にいるとリラックスできる。
だけど、話してみると内に秘めた情熱を感じる。






” ENCOMING “
– CLASSIC LONG SLEEVE SHIRT – ¥28,000+TAX-




そんなタイキ君のブランド:ENCOMINGからシャツが届きました。
僕が出会った時にはSS2021の展示会をすでに終えていて、タイキ君の作る服を見るのは実は初めて。


ホワイト、グリーン、サックスブルーの3色展開。
台襟付きのレギュラーカラー、ラウンドカフス。
メキシコ産ピマコットンにマイクロピーチ加工が施された生地。

二重の前立て、ボタンは鈍い光沢のある貝ボタン。
身幅が広めに取られていて、光沢のあるシャツ生地が動きを持つ感じも良い。











一枚でざっくりと着ても野暮ったさを感じない。

タックインをすると男性的な印象に。
一見するとベーシックだけど、確かに違和感の残るシャツ。

河上さんは「襟型、かっこいいよね〜。」と言いながらどこかへ出かけました。
もっと仕入れた理由を聞けたらよかったのですが、聞かなかったからこそ、このシャツの良さを自分で探すことが出来たような気がします。





自分にとって新しい物や感覚は、素直に受け入れられることもあれば、受け入れがたいこともあります。

洋服においても、「この色は似合わない/この形は着たことがない。」等、凝り固まった価値観から外れたものを自然と避けてしまうこともある。
これまでの安定(安パイ)から一歩抜け出してみることは、とても勇気がいるように感じることもあるでしょう。

上品だけど、無骨な印象も感じられるこのシャツは、僕にとって新しい。
今まで着たことのなかったバランス。
きっと数年前だと受け止めきれなかったこのシャツも、今では楽しめそうな気がします。

「この色は似合わない/この形は着たことがない。」
これまでの自分を超えて、 このシャツを着た時の素直な印象を楽しんでもらいたいです。





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石川 義朗

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