リブパンツが好き

リブパンツが好きだ。
正確に言うと、リブパンツに合わせてジャケットを羽織るのが好きだ。
もちろん、リブパンツも羽織るジャケットもなんでも良いわけじゃない。
リブパンツにも色々ある。
厚手のスウェット、薄手のスウェット、厚手のナイロンのもの、薄手のナイロンのもの、暖かみのあるウールのもの、なめらかなウールのもの、などなど本当に色々ある。
裾の仕様も生地を折り返してゴムを入れただけのものから、フライスを用いて肌によりフィットするようにしたもの、ドローコードを入れたもの、ジップがついているものなど色々ある。
作られた目的は様々だけど、今の時代では大体がスポーツ/リラックスウェア。
部屋着の上からたまたま近くにあったジャケットをそのまま羽織ってきた、くらいの感じは今までの自分にとって、とても現実的で共感の出来るストーリーだ。
季節に応じて、天候に応じて、気分に応じて、生地も仕様も形自体も合わせるジャケット自体も変化させられる点は何より飽きが来ない。
ジャケットを羽織りたくない時はニット、シャツ、スウェット、カットソー、割となんとでも合わせる。
部屋着の上からたまたま近くにあった洋服をそのまま着て来た、くらいの感じも今までの自分にとって、とても現実的で共感の出来るストーリーだ。
季節が変わって、天候が変わって、気分が変わって、リブパンツを外に着て出かけない事も当たり前にあるし、最近は裾幅の広いパンツに気を取られて正直リブパンツを穿く機会も少ないけど。
リブパンツが好きだ。
正確に言うと、リブパンツに合わせてジャケットを羽織るのも好きだ。

盛夏に向けて用意したつもりのパンチングウルトラスエードを用いたリブパンツ:CLASSのKARACHI。
僕らの当初のオーダー数が弱気過ぎたのか、盛夏どころか春先までもたなかった。
いや、本音を言うとどう考えても透ける穴だらけの変な生地のパンツを20本近く仕入れた自分達を褒めてあげたいくらいなんだけど。
そういう「自分たちのちょっとした冒険心」。
それを拍子抜けするくらい簡単に受け入れてくれるMANHOLEのお客さん。
こういう経験をする度に、僕らは目の前の人を侮ってはいけないと改めて痛感するのである。


さて、そんなパンチングウルトラスエードを用いたリブパンツ:CLASSのKARACHI。
今度こそ盛夏に向けて用意した。
湿度が上がり、気温も上がったタイミングで足を通してこそ。
このパンツ本来のポテンシャルを感じることが出来るだろう。
色はGRY / CITRON / LIMEの3色。
サイズは1/2/3の3サイズ。
まだ届いてないけど、同じ色でショーツも作ってます。

と、いうわけで今週はCLASSのパンチングウルトラスエードシリーズの紹介を行います。
発売は7月2日(金)から。
河上 尚哉
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