きっと、大丈夫
RANDY公式インスタグラムアカウント上に7月頃から流れ続ける「RANDY 2021FW入荷しました!」という各お店のストーリー。
MANHOLEには全然入荷しない。参加できない。さみしい。
よしろうに「なんでうちのお店にはRANDY入ってこないの?嫌いなの?嫌なの?」と聞いたところ「河上さん達がオーダーしてくださっている物は、全て9月納品の物です。オーダーシートにも書いてあるので、入荷時期も計算してオーダーされてると思っていました。」と言われた。
確かに、全部9月以降納品って書いてありますね。
なんにも考えてなかったよ。
と、いうわけでRANDYの秋冬シーズン、スタートです。
RANDYの洋服は、ラックの並びや組み合わせなどあまり考えずにオーダーするようにしてます。
どちらかというと、MANHOLEでは古着や既に自分が持っている洋服と合わせることを前提にお客さんへ提案したいからかもしれません。
やれたスウェット、毛玉だらけのニット、ロングポイントのシャツ、見るからにシャバいポリエステルのジャケット、ボロボロのジーンズ、変なウールのパンツ、よく見るカモ柄、謎のフリース、大したことないナイロンパンツ、おじさんのようなチェックパンツなど。
「なんとなく、いいかも。」というバランスを探るのにとても良い洋服のような気がするのです。
そして、持っている物がきっと新しく見える。
RANDYの洋服はいつだって、どこかで見たことがあるようで見たことがない。
どうぞ、お店に入ってきた時の格好そのままで、合わせてみてください。
ダメだったら着替えましょう。
とりあえず出勤時の格好に適当に合わせてみた。
いつもそうだけど、なんとかなります。
うん、ちゃんといけます。
関係ないけど、この時期のベロア、なんだかすごくよく見えるなあ。
RANDYの洋服の良いところは、男性の洋服選びにおいて必要とされる「物の説明」が必要ない部分にもある気がする。
このブランドに関しては生地がどうこう縫製がどうこう背景がどうこうとか、本当にどうでもいい。
もちろん、「大事なのはそこじゃない」ということはMANHOLEに並ぶ全ての洋服に同じことが言えるのですが、他のブランドはある程度説明が出来る/する必要があるものもある/「知らない。」じゃ絶対にすまされないものもある。
そして、その内いつか細かく説明がしたくなるタイミングも、今後訪れると思っています。
が、RANDYの場合は今後その説明がしたくなるタイミングは訪れないような気がします。
古着屋さんでレディースコーナーを見ていて自分も着れそうな洋服が見つかったような感覚。
なんでいいと感じるのか、理解が出来ないし理解するまでもないような楽しさ。
どうぞ、お店に入ってきた時の格好そのままに、合わせてみてください。
ダメでも着替えればきっと大丈夫です。
MANHOLE official instagram
河上 尚哉
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