着るしか方法がない
昨日はお店が暇でした。
いや、いつも暇なんですが昨日は暇がすぎたので、裏に放置していた私物を整理することに。
テーラード以外は全部畳んで銀色の箱に突っ込んでいる為、シワが気になって中々着ることが出来ない、僕の私物。
クリーニングに持って行くことすら面倒(いや、持って行くのはいい。取りに行くのが辛い。)なので、こういう暇な時に片付けよう。
ニットやスウェットはスチームをかける。めんどくさい。
シャツ何枚かとパンツを数本アイロンかける。もっとめんどくさい。
めんどくさいけど、クリースがピンと入るとなんだか良い気分です。
暇な時間も悪くないなあ。その間、中台はお客さんの相手をしてくれていました。
中台、ありがとう。視線、冷たかったですよ。
寒くなったおかげで、タンクトップからもようやく卒業。バイバイまた来年。
最近タンクトップの代わりに素肌に着ているのは、ハイゲージやローゲージのニットです。
ここ数年で自分の中のグレーのトーンが明るくなってきたので、今年はそのトーンを更に上げるか、唐突に色を入れても楽しそう。
写真は今日の僕。
杢のニット、トープカラーのスラックスは去年と変わらず。
変わったのはパンツに赤いウィンドウペーンが入ったくらい。
なんだか変化が欲しい。
売り場を見渡したら目に止まったのがNICENESS、アイボリーのカーディガン。
持ってみると、謎の手触り。
使ってるウールの説明は、NICENESSオフィシャルのものを拝借。
< ROYAL BABY ALPACA >
誕生後1年で刈り取られたアルパカの産毛は「ベビーアルパカ」と呼ばれ、その中でさらに厳選された良質の毛が「ロイヤルベビーアルパカ」と呼ばれます。アルパカは主にアンデ ス山脈の3,000メートル以上の高地で生活するため、抜群の保温力と撥水性を備えた毛質を持っており、そのなかでも毛足が長く柔らかいロイヤルベビーアルパカの毛には、他のウール類では見ることができない魅力的なヌメリと光沢があります。
< BLUEFACED LEICESTER>
ブルーフェイスという名前の通り、本当に青白さのある独特な顔をしている羊。イギリス北部の厳しい寒さにも耐えられるような、軽くて温かい特徴を持ちながら、シルキーで光沢がある毛質の美しさも魅力。
< ROYAL BABY ALPACA × BLUEFACED LEICESTER>
ロイヤルベビーアルパカ糸に英国羊毛のブルーフェイス糸を7Gで編み立てたニットシリーズ。もっちりとした膨らみのある柔らかな肌触りは、カシミア物とは違う高級感がありながらも、どことなくオーセンティックな雰囲気を纏っていてノーブルさを演出してくれます。
はい。
「LIMITED COLLECTION」というタグがついてるけれど、なんでリミテッドなのかは忘れた。
多分糸がそんなに作れないとかだと思いますが、別に大事なのはそこじゃない。
とりあえず羽織ってみる。
デザインや編みの表情から受け取るのはレタードカーディガン。
それを想像しながら着ると、重くない硬くない臭くない。
ベージュ、オフホワイト、ライトグレーに入る唐突な色。
良いと思います。
そういえば、ネイビーもオーダーしてたので中台に羽織ってもらいました。
ネイビーもいいです。
さて、NICENESSのFARLOWE。
頭の中で「どう紹介すればいいんだろうか。」と、結構考えてみたんです。
が、着るしか方法がない。
形は誰もが見たことのあるオーセンティックな物だけに、着た時の違いを感じられる部分はきっと、多いと思います。
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河上 尚哉
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