その名はレノマ。



renomaというブランドをご存知だろうか。
恥ずかしながら、僕はずっとrenomaのことをハンカチやネクタイや革小物のブランドだと思っていた。
しかも、それは別に僕にとって「かっこいいハンカチ/かっこいいネクタイ/かっこいい革小物」のブランドではない。
〜renomaというプリントがされた、renoma〜というタグがついた、〜renoma〜という文字が型押しされただけのブランド。



しかし、7,8年前に目にした一着のブレザーを皮切りに僕が持つrenomaへの印象はガラリと、変わる。
僕にとって、renomaの入口はそこにあった。
しかし、入口の作り方を一つ間違えると、人はすぐに引き返してしまうのだ。
セルジュ・ゲンズブールが着ていた(らしい)レノマ。
ジョン・レノンが着ていた(らしい)レノマ。
アンディー・ウォーホルが着ていた(らしい)レノマ。
出てくる情報が少なすぎて、たまに見せてもらう資料の中にしか見ることの出来ない、レノマ。
その光り輝く「レノマ」は、一体どこに行ったら手に入るのだろうか。
過去に見かけた、ハンカチやネクタイや革小物のブランドと、一体どう違うのだろうか。



11月20日よりrenomaのMulti Pocket Blousonを発売する。
このブルゾンに無数に付属するマルチなポケット。
それは、ただただ便利さを求める為だけについているわけではない。
今、誰かの求めるrenomaへ至る道が確かに存在する、入口なのだと思う。

” RENOMA ” – MULTI POCKET BLOUSON –
COLOR : BEIGE
SIZE : 1/2
PRICE : ¥99,000-(tax included)
DATE : 20th November (Sat.) 〜
更に今回のMulti Pocket Blouson。
よくある過去への憧憬や、無いものねだりの需要に応える為に作られたわけではない。
例えば、セルジュゲンズブールが着ていたレノマ。
例えば、ジョン・レノンが着ていたレノマ。
例えば、アンディー・ウォーホルが着ていたレノマ。
出てくる情報が少なすぎて、たまに見せてもらう資料の中にしか見ることの出来ないレノマ。
(あわよくば)それ以外の出口を新たに作る為、MANHOLEに並ぶ。




その名はrenoma。
ミッシェルとモーリスのレノマ兄弟によって。
1963年、パリ:16区のポンプ通りに突如現れたrenomaのブティック:ホワイトハウス。
ホワイトハウスは夜遅くまで開いていて、沢山の人が集まる社交場となり、著名人やミネット(流行を追う若者)で溢れていたようだ。



その日々を、想像するだけでワクワクする。
人が理想とするお店の在り方は1963年だろうが、2021年だろうが、さほど変わらないのだろう。
※” RENOMA ” – MULTI POCKET BLOUSON -は11月20日(土)から販売致します。
発売日当日にご来店下さるお客様から優先的にご案内致します。
オンラインストアへの掲載は週明けの11月22日(月)に在庫が残っている場合行います。
何卒ご了承ください。
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河上 尚哉
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