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巻き方?知らない。



巻物は良い。
暑がりである自分の冬場唯一の弱点である、首周りや肩周り。
そういう、洋服だけだとカバーしきれない部分は巻物を適当に巻けば暖めることが出来るし、暑い時は巻物を外せばいい。

外した後の巻物の所在も、適当であればあるほどなんだか格好がいい気がする。
その「巻くだけ/羽織るだけでいい」という機能性と「巻くだけ/羽織るだけでいい」という自然な所作が好きでついつい買ってしまう、巻かないのに持ち歩いてしまう。

巻物の大きさは大きければ大きいほどいい。
大きければ大きいほど、なんだか便利な気がするし、なんだか格好がいい気がする。
実際は大きければ大きいほど邪魔だし側から見ていて格好良いかどうかは、知らない。
それでもいい。


ただ、巻き方は知らない。
色々あるのは知っているし、やれって言われたら出来るけれどそこにあまり興味がない。
複雑な巻き方、自然に出来るならいいと思うし憧れる。
だけど自分にそんな器用さは、ない。



NICENESSのガウンストール:JAKKO。
形も特徴的だけど、このストールは特に生地が変わっている。
今まで触ったことの無い独特なタッチ、妙な軽さがある。そして、見るからに高そう。

ここで、いつも通り商品説明に目を通してみよう。


モンゴル原産で希少種のホワイトカシミア糸(16,5μ)とスーパーファインウール(17.5μセミ梳毛タイプ)を掛け合わせオリジナル糸を製作。
通常の織物とは違い7ゲージで編んだニット地に強縮絨を加えさらに手作業でスプレーにて染色を施し少し汚れたような風合いに。
染色後にさらに縮絨を加えることで、ビンテージ物とは違う軽さの残る凹凸感と高級感を演出。

普段、こういう内容を見ても「へ〜。」としか思わないけれど、このストールに関してはスッと入ってくる。

どうりで触ったことの無い独特なタッチ、妙に軽さのある生地。
見るからに高そうな理由が納得出来る。




さて、NICENESSのJAKKO。
特徴的なのは生地だけではなく、形も変わっている。
2枚の生地を真ん中まで接いで、残りの半分は泳がせている。
ここまでだと既視感があるけど、その変わった形に変わった生地が乗る事で更に変わった物が生まれる。
大判ストールならではの「ドレープ」なんていうのは生まれず、羽織っても体の形に全く沿わない。
一度や二度試しただけでは使い方の想像が出来ないのも、JAKKOの特徴なのではないだろうか。



ただ、羽織っただけだとこんな感じ。




巻いてみると、こんな感じ。

そう、器用そうな見た目なのにすごく不器用なのがNICENESSのJAKKO。
実際に生活する上で使ってみて、良さを体験しなければ好きになれない物だと思う。
ただ、実際に生活する上で使ってみて、良さを体験出来たのであれば好きになれる物だとも思う。

ストールの半分は背中を覆うため、とにかく暖かい。
2つに分かれた生地をぐるぐる無造作に巻けば、とにかく暖かい。



(本当に寒い時)僕がお勧めしたいのは巻いた上からコートを羽織る使い方。
前述した通り、ストールの半分は背中を覆うため、とにかく暖かい。
2つに分かれた生地をぐるぐる無造作に巻けば、とにかく暖かい。
コートで風を止めてあげれば、大丈夫。




暑い時は、外して腕にかけてコートのポケットに手を突っ込んで、おしまい。




スリットを真横に持ってきて巻いてみても面白いかもしれない。
生地を半分に折り畳んで、首に単純にぐるぐる巻くだけでも面白いかもしれない。
寒い時は取り敢えず持って外に出て、適当に巻いてみるだけでも面白いかもしれない。



” NICENESS “
– JAKKO –
¥90,200-(tax included)


少なくとも、このストールの格好良さは巻き方うんぬんのみで表現できるものではきっと、無いと思う。


巻き方を知らない、使い方の想像が出来ない。
だからこそ、自分の使いやすいように使う。
それくらいが面白い、そんなストール。




※年内の営業は12月27日(月)まで。
12月28日(火)〜1月3日(月)はお休みをいただきます。


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