Waiting for the SUN
こんにちは。
新年一発目のブログなので、一応、「あけましておめでとうございます」ですかね。
「僕です」は二回で飽きたので、去年でやめました。
鶴田です。
いやー、昨日の東京は雪が酷かった。あっという間に積もり積もったし、なによりも寒すぎた。
今朝は今朝で、びしょびしょとカチカチの間を抜けながら歩くしかない路面、危険。
暑がりの河上が「寒い」というくらい、今年の冬は厳しい。
それでも、爪先もカジカム冬空の下、半地下にあるMANHOLEには軽やかな春夏物がすでに届き始めちゃったりして…。
手紡ぎ/手織りのインド製カディ生地に草木染料で多彩な柄をプリントしたシャツ。手前の四着は植物柄の「LEE」、奥の二着は小花柄の「ADAMS」(ほんとは「LEE」がもう一種類あったんだけど、いつの間にかなくなっていた)。灼熱の国らしい、ふわりと軽やかな生地感は夏にタンクトップの上から羽織ると間違いなく気持ちイイ。汗をかいても乾くの早いだろうなぁ。
襟型は折衷的なオープンカラー。暑いときはそのまま開けっ放しで、逆に第一ボタンを留めると台襟っぽく高さが出るので、少しドレッシーな印象になる。カッコいいな。
いや、それにしても。
店頭にカッコいい洋服が並んでいると、もう待ちきれなくなる。すぐに着てみたい。大雪の翌日だろうと、楽しいものは楽しい。そう、ファッションは、ヨユーで超えてくる。
一度は春夏物って書いておきながら、前言撤回。なんだよ、春夏物って。誰が決めたの?半袖ならまだしも、只の長袖シャツじゃん。生地が軽やかなら、逆にちょっと重さがあるものと合わせてみると楽しいかも、なんてブツクサ言いながら、さっそく着てみよかな。
「LEE」の中から一枚を選び、店内にかかってる古着の中からISSEY MIYAKEのツイードジャケットを選び、ささっと羽織る。足元はモヘアソックスとワニ革サンダル。「ジャケットの中にシルクとポリエステルがそれぞれ2~3%ずつ入っているから軽く見える」とかそんな細かいことは置いておいて、もはや、どこにも春夏感は見当たらない。着れるじゃん、一月でも。
そうそう、中には「柄物は似合わないんだよね」とか「どう組み合わせていいかわからない」なんて声も聞こえてくるかもしれないけど、その答えは単純明快。上から何かを羽織ればいい。ジャケットでもカーディガンでも、ブルゾンでもいい。柄が見える面積を狭くして、とりあえず着てみればいい。意外と簡単にイケますって。
むしろ、冬の間からピンポイントで柄物使いに慣れておけば、いずれ春がやってきて、一枚でサラっと羽織るときには気分爽快。なんてこたぁない、柄物を見ると自動的によだれが出てくるくらいのパブロフ体質に変わり果て、頭の中では「柄物狂の歌」とか「柄バカ一代のテーマ」が流れているかもしれない。絶対にそうならない、っていったい誰が決めたの?
春を待ちながら楽しめることは、まだまだいくらでも残されている。
「春夏物だから」とか「柄物だから」とか、誰かが決めた先入観の上にあぐらをかいていると、センスが正月太りしてしまいそう。心が動いたら、是非店頭で実物を見てみてください。「柄の種類が多すぎて、選びきれない」という方もご安心を。この答えも単純明快。
「全部買う」or[当店自慢のフィニッシャー・中台に勝手に決めてもらう」の二択で解決です。
とりあえずヌクヌクのこたつを抜け出して、外苑前のMANHOLEにちょろっと潜ってみましょうか。
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鶴田 啓
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