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奥ゆかしい靴。



物として格好がいい、ジョッパーブーツ。
名前、というかスペルもいい。Jodhpur boots。
Joまではわかる。その次にd、更にh、そのさきはpur。
計算が合わない。

違う言い方でジョドファーブーツ。
これも、ジョドまではわかるけどファーの計算が合わない。
ジョドウパーブーツなら僕の日本語ローマ字変換脳でもなんとなく計算が合うけど、語呂が悪い。

ちなみにジョッパーブーツに対する簡単な説明はwikipediaが教えてくれます。
知っていてもいいけど知らなくてもいい、すごいどうでもいい情報です。




F.LLI GiacomettiのJodhpur boots:FG337。

甲革はUTHA CALF。
ハンドソーングッドイヤーウェルテッド製法。



さて、物として格好がいいジョッパーブーツ。
フロントクロスするストラップとサイドに配される尾錠により、何と合わせるかを考える必要がある物にも見えます。
が、単純に考えるとただのスポーツ由来の靴。

かくいう僕も以前はこの靴が何と合わせるかを考える必要がある物に見えたのか。
「物として格好がいいけど、どう合わせればいいかわからない靴だなあ。」と、思っていました。なので、毎回ピックアップはするけどオーダーが出来なかった。

今はちゃんと「スポーツ由来なのでそんな大したことない靴」に見えます。
そもそも、ストラップが見えなければただのプレーントゥ。
ジョッパーブーツだからこそ出来ることは、まず履いてみてから考えてみてもいいかもしれないし、あまり意識しなくてもいいことなのかもしれない。



スポーティな生地のスラックス。
ボロボロのデニムやコーデュロイの5ポケットなどはイメージしやすい。

なので、MANHOLEではジャージやスウェットパンツと合わせて提案したい。

スウェットパンツやジャージの裾からは本来覗かないはずの。
歩いている時、座った時、足を組んだ時や靴を脱いだ時にチラッと見える、クロスしたストラップや尾錠。



” F.LLI Giacometti “
– FG337 – [Jodhpur boots]
¥140,800-(tax included)




由来付き、文脈ありきの特徴的なディテールが目に入ると。
ついつい考えてしまったり、ついつい見せたくなってはしまいますが。

まずはそこを意識せず、なんでもないような態度で履いてみてください。
そうすることで、この靴の奥ゆかしさを感じることが出来るような気がします。




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河上 尚哉

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