べるとあそび
冬の重いコートを脱ぎ捨てて、軽い装いで外出したくなるような陽気が増えてきましたね。
こんにちは、鶴田です。
冬の間はアウターの下に隠れていた部分が、段々と人の目にさらされるようになるのもこの時期。正月太り、の残骸とかね…。そんなウエスト周りの話から、今日はベルトの紹介を。

” NICENESS “
– DIZZY –
SIZE – 30 / 32 / 34
¥41,800-(tax included)
以前から取り扱っていたNICENESSのベルトが再入荷。一本のベルトに大きさが異なる二つのバックルが搭載されたモデル「DIZZY」には、ファッション性&機能性という二つのオリジナリティも同時に搭載されている。


ブラックとブラウンの二色展開。ベジタブルタンニングで鞣されたしなやかなカウレザーに、馬具を連想させる形状のバックル×2が目を引くジョッパーズタイプのベルト。人間のウエストラインに沿うように、あらかじめ緩やかに曲げられたレザー部分は新品時から着用感が穏やかだ。



ベルトの主な機能はパンツをウエスト部分で固定すること。しかし、この「DIZZY」に関してはバックルが二つも付いているので、ルックスの面白さも存分に楽しみたい。

股上深めのワイドパンツにカーディガンをタックイン。そのウエストを「DIZZY」でマーク。

前面にはバックル大。

斜め後ろにはバックル小が来る。勿論、逆でもいい。

前・後にこだわらず、バックルをサイドに逃がしてもいい。フロントがバックルレスになる見え方、これはこれで楽しい。

コートのオーバーベルトとして。ボクシーなトレンチコートも袖やウエストでぎゅっと絞るとシルエットや見え方が変化する。

レザーの質感が差し込まれることで、コットンギャバジンのコートに新たな一面が加わった。ベルテッドコートに付いてくる共布の紐で腰を絞るのは、結び方とかをいちいち考えるのがメンドクサイ、なんて人にはこんな使い方も。

一般的にはバックル×1に5穴のベルトが主流だけど、「DIZZY」の場合はバックルが二つ付いているので、3穴×2の6段階調節。ベルトの先が無駄に余らないのでオーバーベルト使いには実際、向いているのかも。

「ウエストを固定する」というベルト本来の機能に囚われず、そのルックスの良さを利用して自由な発想で楽しんでみてほしい。シルエットを変化させる。ウエスト位置を変化させる。着る人の発想を変化させる。

トップスの裾出しやドローコード付きパンツのおかげですっかり存在感が薄くなっていたベルトという存在。「新しい洋服を買っても、いまいち今までと印象が変わらない」と思っていた人は、もしかしたらベルトのことを忘れてしまっているのかも。ベルトが無くても洋服を着ることはできるけど、ベルトがあればより楽しく洋服を着ることができる。そのベルト自体がカッコよく楽しいものであるならば、なおさらのことだ。
MANHOLE official instagram
鶴田 啓
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892