光って透けるジャケット
SADEの光るジャケット:JK07。
リネンのトープの奥に光る銀のポリエステル。
このジャケットを見た際に「そういえば。まだ積極的に洋服を光らせに行ったことが無いなあ。」と感じたのでオーダーしてみました。
光ってます。
リネンポリエステルの変な生地、ふわふわしてます。あと、光ります。
このジャケットは生地が変すぎてジャケットとしての常識が通用しないジャケットだと思います。
毛芯のジャケットだとか6つボタンのピークドラペルとかノーベントとか、そういう情報はどうでもよい。あと、透けます。
光って透けるだけだと「へ〜、光って透けるんですね〜。」としか思わないですが、このジャケットは光って透けるだけではなくて色も良かった。あと、着た印象もどこか柔らかい。
この「柔らかい印象」というのが、古着のステージ衣装とは明確に違う点なのだと、思いました。
既に光っている若者は更に光ることが出来ます。
既に光を失っている人やそんなに光りたくない日には上から光を押さえ付ければ大丈夫です。
本人的には内側に光をまだ宿しているつもり、なので計算が合います。
折角光って透けるので、普通のジャケットではやらないことをしてみましょう。
そうすることで普通のジャケットも、光って透けるジャケットも、好きになれるはずです。
既に光っている人、既に光を失った人はもちろん。
まだ光ったことのない方、いかがでしょうか。
普通に暮らしていたら身につけることの無い光。
普通に暮らしていたら透けることの無い光。
それが自分にとって必要か必要で無いかは目にするまでは誰にもわからない。
その「やってみなければ、わからない。」を体験する機会を与えてくれるのも、1人の人間を突き動かす衝動を洋服として形にしたSADEというデザイナーズブランドの良さだとは思いませんか。
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河上 尚哉
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