不便/親切、アブストラクトなパンツ
昨日のBLOGの通り、昨晩は焼肉でした。
どう考えても食べ過ぎて罪悪感…。三日間何も食べないと決めました。
こんにちは、中台です。
NICENESSのナイスパンツ、紹介します。
先日紹介した” WILDE “と同生地のパンツ。
ワイルドシルク糸ならではの自然なフェード感と、野性味の残る風合いや色味が魅力。なのはもちろん、取り外し可能なアジャスターベルトと裾の仕様が便利で楽しい。
5cm間隔のスナップボタンで最大20cm、シンチベルトでさらに絞ることが可能。
ウエストが96cmもあるLサイズを細身の方でも穿くことができるようになっている。
必ずしも体型に合うサイズを選ばないといけないわけではないので、アンバランスに穿きたい場合は大きなサイズを選んでもいい。
古着のデカすぎるパンツを仕方なくベルトで絞り上げて穿くようなイメージ。
僕はその仕方なさ、不便さが好きだ。
「まあいいか。」と思えるラフな気持ちもファッションにおいては時に必要な気がする。
わざわざウエストを大きく作っていることがNICENESSの強さだけど、アジャスターベルトには優しさを感じる。
NICENESSのパンツは、いつだってそんな不便さを感じつつも、どこかにそれを解消するためのアイデアが添えてある。
ブランドからの説明によると、フランス軍のメカニックパンツをベースに同年代のUSAFの要素を取り入れ、新しい解釈のエンジニアトラウザーを製作。と、ある。
確かに僕が持っている軍モノのパンツにも同じように裾にストラップが付いている。
ディテール自体は特別珍しいものではないけど、バランスによって全てが新鮮に見えてくる。
それぞれは昔からあるサンプリングなんだけど、ミックスして全く新しいものにしてしまうような。
まるでDJ SHADOWだ。
実際はミリタリーウェアでもなければ、ワークウェアでもなく、ジャンルを定義できない、アブストラクト?オルタナティブ?なパンツ。
見た目にも楽しい仕様。
裾を絞ることでシルエットに丸みが出るのも面白い。
合わせる靴によっても変化が起こりそう。
自転車に乗るときも便利。乗らないけど。
普通に穿くとズドンと落ちるバギーシルエット。
迫力のあるNICENESSらしいパンツ。
もうこれ以上言うことはない、かっこいいパンツ。
最近は細身のパンツが穿きたい気分だったんだけどな…。
このパンツなら太くてもいいです。
穿いてみてください。
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中台 竜郎
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