陶芸柄とカバーオール
こんにちは、中台です。
今週末から発売する、m’s braque for MANHOLE [陶芸柄]シリーズ。
この柄を初めて目にしたのは、おそらく4年くらい前。
河上と久しぶりに渋谷で会った時に彼がこのパンツを穿いていた。
僕は当時古着屋で働いていて、アフリカや東南アジアのバティックを目にすることも多く、柄物が好きだったが、古着のいなたいパンツには限界がある。
「こいつお洒落なパンツ穿いてんなあ…。」と、河上を羨ましく感じてしまったことが少し悔しかったのを覚えている。
今となっては、河上と同じ場所で同じものを紹介するようになっているんだけど、このパンツに関しては、僕から特に何も言う事がない。
河上が穿いているのを隣で見続けてきたからこそ思うけど、とりあえず穿くだけでかっこいい。
古着では絶対にカバーする事ができないタイプのパンツ。
色とりどりな手刺繍のシルクシャツに黄色い網タンクトップ、そして陶芸柄パンツ。
単語でイメージすると、やりすぎなくらい派手に感じる組み合わせだけど、意外といける。
大丈夫、このパンツはかっこいい。
本当に紹介したいのはカバーオール。
これにはMANHOLEらしさが詰まっている。
当時働いていた古着屋で買ったデニムのカバーオールは本当によく着たし、今も着ている。
河上にも「それちょうだい!」と、よく言われた。
僕が河上のパンツを羨ましく感じたように、きっと彼も僕のカバーオールを羨ましく思ったのだろう。
今では、河上は僕以上にカバーオールを着るようになったどころか、カバーオールしか着てない時期すらあった気がする。
昨日のBLOGで河上が「僕の好きと僕の好きを掛け合わせた洋服。」と、書いていたが、僕の好きでもある。
今回m’s braqueに作ってもらった陶芸柄のカバーオールは、ちょうどお互いの好きがバランス良く形になったと勝手に思っている。
柄物だからといって、シンプルに合わせてバランスを取る必要はない。
もちろん、シンプルな格好でもサマになる洋服なんだけど。
デカすぎるBLESSのTシャツや赤いローファー等、クセのあるものを合わせても面白い。
夏を過ぎて涼しくなってきたら、コートや何かの上に羽織ってみれば、いつもの洋服も全く別の表情を見せてくれるかもしれない。
ジャケットのインナーにすると開衿シャツみたいな顔をする。シルクリネンだけど、シルクリネンだからこそ着たい時に、合わせたいように着ることが出来る。
タンクトップの上に羽織るだけでも楽しめそうだけど、それだけではもったいない。
気に入ったら気に入った分だけ楽しめる洋服なんだと、僕は感じます。
デニムのカバーオールや古着のいなたいバティックだって僕をずいぶん楽しませてくれたけど、今まで着てきたどの洋服にもできない楽しみ方ができるのではないか。
そんな可能性が見えるカバーオール。
ワクワクします。
※- m’s braque for MANHOLE [陶芸柄]シリーズは4月29日(金)から発売します。
オンラインストアには同日正午に掲載予定です。
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中台 竜郎
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