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アナログなシャツ




こんにちは、中台です。

昨日、河上から紹介(?)があったTENDER Co.のシャツ。
イギリス製のワッフルカットソー素材を、イギリスの工場でシャツの形に縫製している。
綿100%なのでシーズン問わず着ることが出来そうだけど、河上は「シャツ生地よりも汗をたくさん吸ってくれるだろうから、夏に良いと思うんだよなあ。」と思って仕入れたそうだ。

色はEcru(オフ白),Turmeric Dyed(黄色),Annatto Dyed(オレンジ)。
本当はHadal Blue(ネイビー)もあったのだけど、気付いたら無くなっていたので今お店に並んでいるのは3色。

オリーブウッドの釦がそれぞれのシャツの色に染まっているのを見たらなんとなく伝わると思うけど、この441 COMPASS POCKET SHIRTは製品染めされたシャツだ。
製品染めというのは文字通り、製品として形にしてから染色を行うことを言う。





Ecruをベースにターメリックで染めたのがTurmeric Dyed(黄色)。
Ecruをベースにアナトーで染めたのがAnnatto Dyed(オレンジ)。
Ecruは染めの工程が入っておらず洗いがかけられているだけなので、生地本来のふわふわした柔らかさが残っている。
黄色とオレンジは染色されているので、Ecruと生地の風合いが違う。もう少しガサッとした肌触り。




ターメリック染め/アナトー染め。
共にアナログな染色方法であることが説明せずとも伝わるような色の出方。

洗いざらしの皺々とした風合いや、削り出しのオリーブウッドの釦、本来つかない場所についているポケット、前後均等の長さのテイル等、特徴的なディテールは多い。
まるでヨーロッパのレギュラー古着のような雰囲気を感じる。
が、「ヨーロッパのレギュラー古着」に時たま感じるクラフト感やほっこり感ややりすぎな印象は、このTENDER Co.のシャツからは覚えない。
そう、このブランドの洋服はデザインされているんだけど、最初からそこにあったかのような自然な雰囲気を感じる。

TENDER Co.のバランス感覚。



着ている僕です。


そして、着ている河上です。


黄色を着た、河上です。


黄色を着た、僕です。




と、久しぶりに洋服自体の説明を書いてみたけれど、アナログな手法で作られた変な形をした洋服なので、きっと実物を見ないと良さは伝わらない。

TENDER Co.はそこが良い。
実際に手に触れて目で見ないと伝わらない物の方が選んでいて楽しい。
アナログな洋服、というかTENDER Co.に限らず洋服は総じてアナログなのでアナログな買い方を楽しんで欲しい。


” TENDER Co. “
– 441 COMPASS POCKET SHIRT –
Color : Turmeric Dyed(黄色),Annatto Dyed(オレンジ)
¥53,900-(tax included)












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中台 竜郎

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