Tシャツもまだまだ楽しめます
こんにちは、中台です。
2枚並んだTシャツ。
どう見ても別物に見えるけど、実は同じもの。
表と裏で全く異なる顔を持つリバーシブルTシャツ、NICENESS : FELIX。
夜遊びで終電を逃して、最悪着替えられない状況でも、裏返せばなんとかなりそうな気がする。僕は着替えますけどね。
表面は空紡糸の丸胴ボディー、裏面には肌触りの良いTOP糸の天竺を用いている為、色やデザインが違うだけでなく、着心地や触感にも大きな変化を感じられるのが面白い。
” 裏面には天体から知恵を得た民族をイメージし、古代の天文学者Algaoniceの名前と衛星群を意味するFleetのタイポプリントが入っています。” とのこと。
どこか見覚えのあるフォントがNICENESSらしい。
ご覧の通り、表面はただの無地Tシャツに見えるけど、よく見ると裾から裏面の生地が出ている。
リバーシブルTシャツ は表裏共に裾で縫われるのが一般的。
一方、FELIXは表裏で裾が別々になる作り。
シンプルな表面にも違和感が見える。
裾を出したくない時は裏面だけタックインしてもいい。
配色はよくあるネイビー/グレー。
切り替えの位置が変なところにある…、ベストを重ね着しているような見え方に。
長袖を重ねたらさらに面白くなりそう。
ちなみに着用サイズはL、男のシルエット。
ホワイト/杢ベージュ、良い色。
写真を見て気が付いたけど、前後でも切り替え位置がずれてる。
随所に違和感が見え隠れしたり、気が利いていたり、一言で「Tシャツ」と表現することができないTシャツ。
Tシャツも2枚重ねるとこんなことになるんですね。
「Tシャツなんて、Tシャツだろ。」と、思っていたけどTシャツもまだまだ楽しめるんだなあ、と感じさてくれるTシャツです。
ふと思ったのは、表と裏の生地感の違いについて。
表はドライなタッチでかりかり、現行のアメリカボディに近い。
裏は柔らかくふんわりもちもち、ヴィンテージな質感。
一枚のTシャツで別の時代感を表現したのかもなあと想像すると、なんだかロマンを感じますね〜。知らないけど。
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中台 竜郎
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