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ロマンチックあげるよ



今日、MANHOLEがオープンする直前の外苑前でタンクトップ+ショーツ+ビーサン姿で「スイカバー」を食べている人を見た。世間は夏休みだなぁ。

こんにちは、鶴田です。



鶴田は相変わらず、夏休みとは程遠い格好をしています。カーディガンの襟元から覗くのはネクタイ?リボン?


” m’s braque “
– Neck-Tie Shirt –
¥52,800- (tax included)



先日、m’s braqueから届いたシャツ。首には何かがぶら下がっている。色は…まるで「あずきバー」みたいだ。あれ、歯が折れるくらい硬いんだよな。でも、あずき、好き。かき氷を食べるときは宇治抹茶に練乳掛け、もちろんあずきを乗せてもらいます。

鶴田です。



脚付きのシェルボタンや脇下に仕込まれたくさび状のパターンは実に松下さんらしい意匠。 首から垂れ下がったリボン状のものは後ろ襟に固定されている。

そう、これはネクタイ付きのシャツ。

ネクタイ離れが進む現代人にとって、強制的にネクタイが付いてくるこのシャツは完全なる「どファッションアイテム」。「あずきバーみたいな色のシャツをずっと探していたけど、ネクタイは要らないんだよな」という人の需要を門前払いするだけの破壊力がある。人によっては要らないものが無理矢理付属することで、必要とする人の数が極めて限定的になる。「ネクタイ付きシャツ」「どファッションアイテム」とはそういうことだ。



写真上はプレーンノット、写真下はリボン結びにしてみた。スタンドカラーの襟型が放つクラシックな緊張感も相まって、ロマンチックが止まらない。

でも、ちょっと待って。ネクタイ付きだからと言って必ずしも結ばなきゃいけないわけじゃない。



河上はネクタイを結ばずに垂らしたままでジャケットのインナーに。シャツは裾出し、カットオフデニムショーツ、レザーシューズの素足履き。初めからネクタイが付いていないシャツだと、こうはいかない。ネクタイが付いているからこそ「結ばない」という選択肢が生まれる。

そして「結ばない派」がいるから「結ぶ派」という選択肢も生まれる。



「結ぶ派」代表の鶴田。 プレーンノットは普段から死ぬほどやっているので、せっかくならばとリボン結び。スクールカーディガンまでもがロマンチックに転生する。

ネクタイが付いているからこそ「結ぶ?」「結ばない?」という思考が生まれるし、その想像力の飛距離こそがロマンチックの正体だと思う。



宇治抹茶のかき氷にあずきが必ず乗せられているとしたら、どのタイミングであずきを口へ運ぶのか。甘味、食感、口内温度の調整などをはじめ、色々なことを感じるし考える。宇治抹茶だけのかき氷ならば上から順に食べ進めるのみで、スピードの緩急以外に想像が働く余地はない。

無駄なことを考える。想像を巡らせる。
それは一種の冒険である。


もっとワイルドに
もっとたくましく
生きてごらん。


ロマンチックはじめました。





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鶴田 啓

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