変わらないニット
ブランド設立当初からずっと変わらない形、変わらない作りでたまにコレクションにラインナップされるS.E.H KELLYのウェールズ製、一人の職人が古い手編み機を使って編んでいる10plyのジーロンラムズウールのクルーネックニット。
僕が「S.E.H KELLYのニット」と聞いて思い浮かぶのは、腰回りにハンドウォーマーポケットが付属するこの形。
言わずもがなとても暖かいので暑がりの僕は工夫して着るしかないのですが、工夫してでも着たいと思えるこのニットならではの良さがあります。
僕がこのニットを目にしたのは10年くらい前だった気がします。
当時は街行く人の洋服のサイズ感もそんなに大きくなかったせいでしょうか。
僕はXSサイズやSサイズ、あってもMサイズくらいまでしかこのニットを見たことがありませんでした。実際XSサイズやSサイズでも十分大きかったしなあ。
と、いうわけで今回MANHOLEでは自分では見たことのないサイズ:XLまで入れてみました。
僕らの体もいつの間にか大きくなったし、ちょうどいいかも。
インポートのニットは実際に仕入れるまでサイズが全く読めないからワクワクします。
シーズンによっても、形によっても、全然サイズ感が違ったりするので結構笑える。
代理店の人に「サイズ、1サイズ上がるとどれくらい変わるんですか?」と聞いてもはぐらかされる場合が多いので、自分で実際に試してみるしかないのです。
雇われていた時、人のお金では出来なかった冒険、する必要のない冒険、果たしてどんな結末を迎えるのでしょうか。
と、いうわけで中台にXLを着てもらいました。
XL、意外と普通でした。冒険にすらならない。なんだよこの安心感。
めちゃくちゃ細い女の人とかが着たらXLらしさが出るかもしれないけど、僕らが着るとふつう。
ベージュグレーっぽいMALT、S〜XLまであります。
チャコールベースの杢グレー:ASPHALTはいくつか売れてLとXLのみ。
身幅だけはサイズ毎に明確な違いがあるので、その時穿きたいパンツのバランスに合わせてサイズをお選びください。
と、いうわけで最初見た時から変わらずに良いウェールズ製のS.E.H KELLYのニット、普通にいかがでしょうか。
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河上 尚哉
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