ノスタルジック
CLASSのモックネックカットソー:CCCA18UNI A。
ノスタルジックメッシュと名付けられたウールジャージー素材。
どこらへんがノスタルジックかは受け取る人次第だと思いますが、確かになんだかノスタルジックな柄が入っているし、光にかざすとノスタルジック。透かせて写真を撮ってみるとノスタルジック。年末はどこかノスタルジック。
ふわふわとろとろと動く、捉え所のない質感。
中台がクルーネックタイプを以前このBlogで紹介していました。
モックネックのモデルはクルーネックタイプとは全く異なるバランス。
着丈はクルーネックと比べ短く、身幅もクルーネックほど大きくない一方でアームホールは太いです。
この、異なるボディバランスのクルーネックとモックネックが同じ生地で用意されたカットソー。
当たり前のようにそれぞれ一枚で着ても良いのですが「どう着ればもっと良く感じるんだろうか」と眺めながら考えていたところ、一つの答えに辿り着きました。
クルーネックとモックネック、一つずつ買って重ねると良いと思います。
悠人はモックネックの上からクルーネックを。
僕はクルーネックの上からモックネックを重ねています。
ウールのカットソーという肌着としての特徴、デザインされた一枚の洋服としての特徴。
両方を活かせるのではないでしょうか。
一枚で着ると肌が透けるWHITE。重ねたら当たり前のように透けません。
一枚で着ても肌が透けないCHRCOAL。重ねたら当たり前のように更に透けません。
洗えるとはいえウールのカットソーなので、着た後に陰干しさえすれば毎日のように洗う必要はありません。日によってころころと使いまわしてください。
「同じ生地の形違いを買う」という行為は割と贅沢な話ではありますが、一枚買うともう一枚、欲しくなると思います。
僕と中台はこの生地の洋服を買ってよく着ています。
秋は一枚で着ていましたが、冬時期は肌着としても最高。
ウールのカットソー、まだ着たことのない方は試してみてはいかがでしょうか。
想像以上に親しみ深いものになるはずです。
このカットソーの場合、品質表示タグに「DO NOT WASH」と書いてあったので試しに洗ってみたところ、洗った方が風合いがよくなりました。
何回洗っても致命的な問題は起きないので、乾燥機さえかけなければ普通に洗って大丈夫だと思いながら僕らは扱っています。
CLASSのノスタルジックメッシュウールカットソー。
洋服としてパッと見のわかりやすさはあまりないけれど、着たら理解できるわかりやすい洋服。
ずっと売り場にあっても嫌いにならない。ふとした瞬間に目に入るノスタルジックです。
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河上 尚哉
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