今はまだ、かぶり慣れていない
フィッシャーマンハットやサファリハットなどのディテールを取り入れ、独特な型を形成したチノハット:CHAPMAN。
「独特な型を形成した」だけあるせいか、店頭ではあまり手に取る人がいないけど中台をはじめとする帽子が好きな人間の様子を見ると、その「独特の型」がクセになるポイントである気がします。
「いつかかぶり慣れる」という過程も含めて、今はまだかぶり慣れていないということすらも、この帽子の魅力なのではないでしょうか。
幸い、ちゃんとかぶり慣れることが出来るよう、CHAPMANは日常的に扱いやすいチノ生地で作られています。
1940sのミリタリーチノをイメージして作られた、NICENESSオリジナルのチノ生地。
使い込まれ馴染んできたようなコシの抜けた風合い、特殊加工によるナチュラルなシワが足されています。
フィッシャーマンハットの名残で、うなじを日差しから守るために後ろのツバが長く設計されています。が、東京の環境では必ずしもうなじを日差しから守らなければならないわけではないと思うので、この帽子にかぶりかたの正解はありません。自分の心の収まりが良いようにかぶってください。
気に入ってかぶり続けた帽子の風合いの良さ。
それは、新品のピカピカした帽子ではいくら加工されていようと表現しきれないという事実をこの帽子をかぶったたくさんのお客さまが僕らに伝えてくれました。
みなさんがかぶり慣れた頃に「それ、買っておけば良かったな」と思えるのも、僕らにとってお客さんに帽子を売る楽しみの一つです。
MANHOLE official instagram
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892