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SADEのウェストコート



SADEのウェストコート:VE04。
同生地のJK11/PT15の組みとなる洋服だけど「単純にタンクトップの上から着られるベストを作りたくて」というデザイナーの影山さんの言葉通り、3ピースとしてのウェストコートという立ち位置にないウェストコート。この時点で既に崩れているので、着崩す必要すらなく気軽で良いですね。

さて、VE04。
僕や鶴田さんのように「着てそうだな」という人に向けて仕入れた洋服ではなく、中台や悠人や山崎くんのように「着ていなさそうだな」という人に向けて仕入れた洋服。

そんな僕の意図を知ってか知らずか、納品当初は全く興味を示さなかった中台がこの日の撮影でタンクトップの上からこのウェストコートを羽織った時に「これ、結構いいな。」と言いながらそのまま買ってました。思いついたらすぐやってますね。
MANHOLEでは「何故仕入れたか」という情報共有を全くしない為、なんか勝手に伝わったみたいで嬉しかったです。
飽きたバランスを変えてくれるのはいつだって、自分の中で既に無かったことになっているものや、そもそも持っていないもの。



と、SADEのVE04の良いところは「自分のバランスに、忘れていた/新しいものを足す」という点だけにはありません。
例えばこのように、プリントがされたカットソーを合わせると「ベストが足された」というよりもむしろ「プリントが引かれた」ような印象になりますね。
ノリは良いけど下品すぎたり意味合いが強すぎたり有名すぎたりと、素面で着ることができないものに合わせるにはぴったりなのではないでしょうか。
僕は山崎くんの前職の古着屋さんにて全体的なノリの良さだけを見て買った、マルコム・マクラーレンしか似合わなそうなプリントのタンクトップに合わせたいな、と思いました。


” SADE ” -VE04 –
NAVY STRIPE ¥44,000-(tax included)
BEIGE ¥55,000-(tax included)




そんな感じで、一度気に入ったら着る理由なんてその時々でいくらでも出てきますね。
というわけで、「俺はウェストコートなんて絶対に着ない」と現時点で思っている方こそ試してみて欲しいです。自分の中にある悪いイメージを自分で塗り替えることが出来るのも、洋服の楽しさの一つです。




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河上 尚哉

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