シェイプアップ初夏
窓を打ち付けるような激しい雨の音。昨晩の東京はかなり降りましたね。いよいよ今年もうっとおしい梅雨が近づいてきたのでしょうか。近い将来、秋がなくなることはあっても梅雨がなくなることはないのかも。などと、憂鬱な梅雨について始まる前から考え始めても仕方がないので、今日は少しシャキッとした気分になるアイテムでも紹介してみます。
こんにちは、鶴田です。

“m’s braque”
– long rib pullover shirt –
¥42,900- (tax included)
– wide easy trousers –
¥42,900- (tax included)
リネン100%のシャツ生地にダイナミックな柄をプリントで散りばめたセットアップ。…と、別に必ずしもセットアップで着る必要はないんだけど、迫力満点のこのテキスタイルはできるだけ広い面積で着た方がカッコいいかなぁ、と思って。まぁ、でも自由です。単品でも十分カッコいい。


第一ボタンが一応付いてはいるけれど多分スキッパーみたいに胸元開けっ放しで着るだろうプルオーバーシャツ。ひらひらと揺れる生地をウエストでギュッと結んで穿くワイドなイージーパンツ。

サラッとしたテキスタイルの間を風が通り抜けていく気持ちよさ。

カッチリとしたテーラードジャケットを羽織っても決まる、イージーだけどイージーじゃないヨーロピアンムードは実にm’s braqueらしい 。


パジャマっぽくなりがちなありきたりのシャツ生地セットアップと違って、男の色気が感じられるのはブラウン×ブラックというダークなカラーリングのおかげだけではないはず。

多分、その理由はこのフィッティングにあると思う。シャツの裾に付いたワイドリブのおかげでビシッと引き締まって見えるウエストライン。クラシックなニットポロを着ているかのようなシルエット。全体が無駄にオーバーサイズしていないところも好感が持てる。股上が深いワイドパンツとのマッチングでなおさらマスキュリンなものに思える。女性が着ても抜群にカッコいいだろう。

コンパクトなトップス、くびれたウエストライン、ドレープたっぷりに揺れるワイドなトラウザーズ。着用感はとてもイージーなのに、たたずまいは1930年代のメンズファッション誌に描かれたイラストのようにクラシックしている。
羽織っていたジャケットを脱いでもシルエットの緊張感が損なわれて見えないのは、このシャツとパンツのフォルムそのものが抜群に「メンズファッション」の本質を突いているから。

楽なだけじゃ物足りない、蒸し暑さに負けてばかりもいられない。そんな人に打ってつけのアイテム。ダルい梅雨もシャキッとした気分で過ごすことができそう。



エキゾチックレザーやビーズネックレスは勿論、シルバーのバングルやスカーフなど小物使いでちょっとだけアクセントを加えてみるのもイイ。アフリカの壁画みたいに原始的なドローイングで描かれたチェックなのかストライプなのか分からない幾何学模様がどんなアクセサリーも受け止めてくれるだろう。

数年単位のトレンド分析ではなく、はるか昔から続くファッション史の中からメンズ服の本質をあぶり出し、現代にも通用するクラシックなカッティングに置き換える。脱力とコスプレの間がぽっかりと抜け落ちた日本のファッションシーンにおいて、m’s braqueが果たしている役割は思っている以上に大きい。
またイージーなセットアップか、と侮ることなかれ。その奥に眠る古典的な美しさを見出すためには、まず自分で袖を通してみなければならない。肉体を中に容れてこその洋服。平面的なものを立体的にとらえるために、まずは自分のシェイプ位置を知るところから始めたい。ダル着の上にあぐらをかくのはそれからでも遅くない。
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鶴田 啓
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