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軽くて軽くない



山崎くんが朝から古着の入れ替えで忙しそうにしていたので僕と悠人は外で撮影することにしました。山崎くんの加入で古着の入れ替えも定期的に行えるようになりましたね。
今日はNICENESSのKEEF。以前紹介したボゴラン柄の生地、でショーツ。
昨日から「明日(今日)はこのショーツを紹介しよう」と決めていました。
というのも、比較的涼しく感じた昨日、ウールのスラックスにタンクトップ、デニムのジャケットを着て電車に乗ったところ、「外が涼しいせいか電車がめちゃくちゃ蒸し暑い」という、この時期特有の現象に遭遇して大汗をかきました。周りを見渡すとハンカチで額や首の汗を拭うスーツ姿の男性が多数。良かった、辛いのは俺だけじゃない。室内の暑さは気温だけではなく湿度や密度で決まるということを、空調管理している全ての方に伝えたい。まあそれは汗っかきの僕のわがままですね。
これを読めば真夏が死んでくれるのかもしれないという期待を込めて読み始めた三島由紀夫の真夏の死、電車の中で読もうとしていたのですが真夏が来る前に僕の汗で真夏の死が死んでしまいそうだったので、パンツのヒップポケットにしまいました。帰って出したらウールが放出してくれた僕の湿度でうにゃうにゃしてました。
まあ、真夏の死を他人に期待してしまった時点で僕の負けだったということですね。
今年も夏の暑さと湿度を受け入れて、粛々と汗をダラダラと垂らしながら毎日を生きようと思います。
夜、鶴田さんに「朝、『書きたいな』と感じた物の紹介をお願いします!」と伝えていた昨日のm’s braqueのBlogを読んだ時、このショーツの存在を思い出しました。
インド綿を使用した薄手のコットン100%、風が抜けそうな裾幅広めのワイドショーツ。
涼しげだけど爽やかじゃない。軽くて軽くない素晴らしいバランスです。
今年も粛々と汗をダラダラと垂らしながら生きようとは思いましたが、そんな僕でも少しでも今の時期くらいは快適に生きて行きたい。欲を言えば今の時期くらいは「今日はこの洋服を着たい」と感じたものを着て出かけたい。「今日は涼しそうだし、ジャケットでも羽織るか」とか思って出かけた先で「今日はこの格好をしていてよかった」と感じたい。「今日は雨だから濡れても問題なさそうな格好で出かけるか」とか思って出かけた先で「今日はこの格好をしていてよかった」と感じたい。やっぱり室内の暑さは気温だけではなく湿度や密度で決まるということを、空調管理している全ての方に伝えたい。



” NICENESS “
– KEEF – [ インディアコットンショーツ ]
¥47,300-(tax included)





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河上 尚哉

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