よこしまなたてしま
昨日、東京都内は雷を伴った久しぶりの大雨。劇的に降った分だけ数時間でサッと止み、雨が上がった後には少しだけ涼が戻ってきました。娘と一緒にスーパーへ向かって歩きながら「いつもこれくらいだったらいいのにね」なんて会話を交わしたものです。
今朝のMANHOLE出勤時にはいつも通りの酷暑に逆戻りしていましたが、とはいえもう8月。夏も、もうひと踏ん張りという感じですね。
こんにちは、鶴田です。

“m’s braque”
– Linen Skipper –
¥37,400- (tax included)
– Linen Wide Trousers –
¥49,500- (tax included)
大胆なストライプ柄が目を引くm’s braqueのスキッパー&トラウザーズ。リネン100%でさらさらの肌触り。着込んでいくといい意味で生地のコシが抜けて、へろへろになってくれそう。

ともすれば「デカ襟・タイトフィットボディ」のイメージが強いスキッパーというアイテム観を爽やかに裏切る「チビ襟・ボックスシルエット」。両胸ポケットや閂ステッチは(例えばスモック的な)アーティストの作業着を連想させてくれる。ネイビー×ホワイトの配色を含めて、実にパリっぽいm’s braque節が炸裂している。

背面の生地はヨーク無しの一枚取り、横縞模様が全面に広がる解放感。

フロント上部は縦縞模様。ポケットから下は再び横縞模様に。襟が小さすぎて、まるでウイングカラーのように先っぽだけペロッと倒れているのもいい感じ。

共生地のパンツは深い股上、長い持ち出しが特徴的な2プリーツのワイドシルエット。

どれくらい深くて太いかというと、ご覧のとおり。178㎝の鶴田がサイズ40を穿いて、ほとんどへその位置までウエストラインが登ってくる。ベルトでギュッと絞ってハイウエストで穿くと、トップスとボトムスの比率が3:7に形成逆転するのが新鮮。最近着慣れた「デカトップス+短めショーツ」のバランスをたまに崩したくなったときは、これくらいが丁度おあつらえ向きだと思う。トップスはTシャツでもいいし、袖なしカットソーでもいい。というか、何でもいい。
柄は上から縦・横・縦。
シルエットは上からボン・キュウ・ボン。

真夏でも色んなバランスを楽しみたいもんね、結局。

フロント同様に、ハイバックのヒップラインもカッコいい。

縦縞が、突然横縞になって、また縦縞になる。

ぜんのこうし君も着用。縞模様のスキッパーはなんとなく海っぽいけど、そんなことはあまり気にせず、足元のバランスで遊んでみせる。

控えめの襟型。

Vゾーンの隙間に、縦縞・横縞。

普段はあんまりやらないこんなコーディネートも、たまには見せちゃったりして。この通りではないにしても、いつもと気分を変えるという意味でさらりとクラシックに着てみせる余裕があってもいい。
8月に入り酷暑から一転、青天の霹靂(へきれき)。雷雨、のち再び晴天。
空の色と同じくらい、僕らもまた変わりやすい生き物で。

縦縞が横縞になって、また縦縞に変わる。

八月になって雲がいっそう厚くなり、耐え切れなくなった青空は雨粒と雷を地上に払い落とし、その代わりに気温と湿度をさらっていってくれたのも束の間。m’s braqueから届いた縞模様のスキッパーがカッコよく見えたかと思えば、僕は娘と一緒にスーパーまで歩いた。 縦縞はいつの間にか横縞に変わり、ネイビーとネイビーの隙間でホワイトが白い歯を見せて笑っていた。ぜんのこうし君がMANHOLEに入社してから、あっという間にひと月が経つ。きのう下がったはずの気温は今日になってまたもや上りはじめ、ズボンは結局、縦縞になっていた。

青天の霹靂(へきれき)、外苑前の夏。今日もMANHOLEの店内ではお客さんが白い歯を見せて笑っていた。僕は娘に向かって「いつもこれくらいだったらいいのにね」と言った。娘もまた、白い歯を見せて笑った。
とはいえもう8月。夏も、もうひと踏ん張りという感じですね。 夏が終わると、いつものように秋がやってきます。縦縞は横縞に、横縞は縦縞に。
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