新しい隙間
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
久々にインポートのブランドを新たに仕入れてみました。
そんな気は無かったのですが、このパンツを穿いた時すぐに仕入れることを決めました。
久々の感覚で嬉しかったなあ。
イタリアのデザイナーズブランド:Niccolò Pasqualetti。
デザイナー本人の経歴やブランドの背景は調べたら出てくるので割愛。
僕はこのブランドのことを全く知らなかったけど、このパンツをはじめとする彼が作る洋服は半年前も今も、とても良く感じています。
さて、BREZZA SKIRTROUSERS
腰回りはクラシックな2タックトラウザーズ、なのに股ぐりが存在しない。
そうか、これはスカートなんだ。下から覗き込んでみたら、ちゃんとスカートです。
そして、スカートの膝下から再びパンツの筒が現れるパンツ風スカート風パンツ風スカート:BREZZA SKIRTROUSERS。
合わせが右前、レディースの作り。
と、いうわけでMANHOLEでは一番大きなサイズのXLをオーダーしました。
生地によって変わりますが、32〜34インチ相当。
WOOL/SILKのBLACK(XLで32インチくらい)、SILK/VISCOSEのGREY(XLで33インチくらい)、COTTON100%のBLUE DENIM(XLで34インチくらい)の3色展開。
「これは(男性が穿く場合は)とことん大きくてもいいだろう」と思って、勝手にオーダーシートにXXLとXXXLの欄を付け足して数字を入れてメールを流したのですが、ちゃんとXXLとXXXLは届きませんでした。ですよね〜。
マジマジとみると違和感満載ですが、ぱっと見はそこまで違和感を覚えないのは、スカートとトラウザーズという極めて普遍的な洋服同士の組み合わせだからなのでしょう。
だけど、誰も形にしていなかったちゃんとデザインされた洋服。
Niccolò Pasqualettiは、新しい洋服を生み出せるデザイナー。
まずは、過去にデザインされきった普遍的な男の洋服と合わせてみてください。
男らしい内装、男らしい内容、男らしい写真、男らしいスタッフのMANHOLEと、Niccolò Pasqualettiがリンクする部分はそこにあるのだと感じます。
「男」という一見自由そうに見える枠ですが、実はくだらない拘りや見栄や習慣、知識の裏付けや重い歴史に枠取られて作り上げられた世界観が「男」であり、その枠を少しずつ広げていきたいと思っているのが僕たち、MANHOLEです。性別がどうこう、思想がどうこうではなく、僕らは常に自分たちが楽しいと感じられることをやっていきたい。
Niccolò Pasqualettiはそんな「MANHOLE」という枠に新しい隙間を開けてくれました。彼が作ってくれた隙間はそのまま風通しよく開けておいても良いと思うし、何かを詰め込みたくなったらその何かが何であるかを僕らと一緒に考えていきましょう。
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河上 尚哉
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