ハロー、ゴダール
青山エリアの端と端。
表参道:みゆき通りを中心に、対称的な場所に位置するMANHOLEとGodard Haberdashery。
分類しづらいのですが、便宜上この場ではセレクトショップと洋品専門店としておきます。
時間軸を問わず、他者が企画したものに今の自分を合わせていくセレクトショップ:MANHOLE。
今、自分が企画したものに他者のパーソナリティを反映させる洋品専門店:Godard Haberdashery。
どちらも訪れる人にとって「扉を開けて入った時よりも(何かを持ち帰ろうと持ち帰らずとも)かっこよくなって帰る場所」という意味での大きな違いはありませんが、その方法が異なる二つのお店で一つの洋服を作りました。
こんにちは。MANHOLEの河上です。
青山のGodard Haberdasheryと豹柄のニットジャケットを作りました。
最初から最後まで楽しめた企画、みなさんも一緒にドキドキしてください。
Godard Haberdasheryは僕にとって、のんびりとぴりっとした時間を過ごすことの出来る場所。
多分水曜日定休、あとは不定休。営業時間はきっと15時〜21時。
「この前行った時開いていたから、今日もこの時間に行けば開いているだろう」と、MANHOLEから20分ほど徒歩で向かうも、タイミングによってはお店を閉めていることもある気まぐれな店主:笹子さんですが、一人でやってるから納得ですね。本来お店は開いている時が営業時間です。
僕はMANHOLEチームにお店を任せ気まぐれに仕事をサボりに行っているので良いけれど、そういうわけにもいかない方は近くの純喫茶:青山壱番館やイメージフォーラム、青山ブックセンターなどで時間を潰した後、18時頃になっても明かりが点いていない場合は諦めてのんびり家路につくか、MANHOLEに遊びに来てください。
と、こうして書くと行きづらく気難しそうなお店に感じるけれど、実は「専門店」ならではのわかりやすくて潔い営業スタイル。
そして、それはその営業形態だけでなく、お店の内容からも当たり前のように感じることができるはずです。
Godard Haberdasheryの特徴は、その潔さを表すかのように笹子さんの自信が静かに熱く詰まっているところではないでしょうか。自分の趣味嗜好を自信を持ってはっきりと伝えられる人。
さて、そんなGodard Haberdasheryとの共同企画。
ボディはGodard Haberdasheryのニットジャケット。
レディースのポロカーディガンがベース。短い袖、四角い身頃にちょこんと乗る襟がキュートです。
「豹柄、いいんじゃないですかね」という笹子さんの案を、HUMANOS:中尾さんによる熟練のクオリティコントロールの元、イタリア:ペルージャ地方のニットファクトリーがなんとも上品に形にしてくれました。
僕は、、、なんかしたかな。あ、サンプルを抱えてお店間を10往復くらいしました。
Black/Brown/Bright yellowというグラデーションのギャルカラー。
Blue/Shocking pink /Blackというグラデーションのサイケカラー。
合わせに行かずに受け入れてみてください。雑な説明ですが、エキゾチックレザーのシューズと一緒と思えばMANHOLEのお客さんには伝わりやすいかもしれません。
Godard HaberdasheryはSize:Mのみ。漢の1サイズ展開。
MANHOLEはM/Lの2サイズ展開。Size:LはSize:Mから約3サイズアップ、「大きいが正義」のMANHOLE仕様。
往復しただけとはいえ、自分が企画に携わったものを自分の言葉で文字にするのも中々難しいので、明日の悠人にバトンタッチ。
今日は簡単なプロダクト説明。
「ニットジャケット」という名にふさわしい、5ゲージに編んだモヘア混ウールを度詰めして軽くブラシで毛羽立たせた肉厚なジャガードニット地。
Lサイズになると「ニットジャケット」というよりも最早「ニットアウター」に近いですね。
生産都合の数合わせやただの馴れ合い企画でまとめずに、「やるなら」と、ドキドキするような時間を提供してくれたGodard Haberdashery笹子さん。
そのドキドキをワクワクに変えてくれた実力あるイタリアのニットファクトリー。
そして僕らを繋げてくれたHUMANOS中尾さん、ありがとう。
改めて、僕は何もしていないけれど自信だけはあります。
11月3日金曜日、文化の日の12時から発売。
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河上 尚哉
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