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MANHOLEのドレスシャツ



イタリア:ナポリのシャツ屋さんにMANHOLEのドレスシャツを作ってもらいました。
以前作っていた日本製のシャツにはなんの文句もありませんが、もうちょっと全体的な雰囲気を柔らかくしたいなあ、と考えていたタイミングにちょうど「どうですか?」と声がかかったので、流されるままふんわりやってみることにしました。

レギュラーカラーのドレスシャツ1型3色。36〜42の7サイズ。
アコーディオンプリーツのウィングカラーシャツ1型。S/M/Lの3サイズ。
そしてタブカラーのスナップシャツ1型。S/M/Lの3サイズ。

ウィングカラーシャツは「アコーディオンプリーツ?ウィングカラー?そんなの知らねえよ!」という方と一緒に遊ぶために作りました。知っていてもいいけれど知らなくてもいいですよね。
スナップのタブカラー、アイデアがふざけている割にはかっこいいものが出来上がったな、と思います。自信作です。

レギュラーカラーは以前作ったものと同じ形。工場や使用する付属が変わると別物になりますね。
あ、比翼だったのを前立てに変えました。2箇所ハンドにしています。
以前の日本製のシャツがバキッと硬い印象に対して、今回作ったシャツはふんわり柔らかい印象です。

硬い、柔らかい。
どっちが良いとかどっちが悪いとかではなく、どっちも良いと思えるようになりたいです。
その人にとってシャツが肌着なのであれば「これが良い」というのが決まっていてそれを買い続けるのが楽だし男っぽくて良いですが、僕らにとってシャツの役割は別に肌着に限られないしなんなら暇で考える時間がたくさんあるせいか一つのものを着続けるのは飽きてしまうのでアレコレ試してみています。「これが良い」と決めるのは、あくまでもその時の自分に任せたいのです。

さて、そんなレギュラーカラーシャツ。
以前作った日本製の胸に二つポケットがついたシャツを先方に渡し「縫い方と前立てと芯の硬さ以外は全部まるっとこの形でお願いします!」と伝えたところ、サンプルが「左胸一つポケット」で上がりました。頼むぜナポリ。
「まあ、これはこれでいいかな」と感じたのでその左胸一つポケットのサンプルを渡して「左胸一つポケットで大丈夫です!」と伝えたところ、実際の製品は胸ポケットのない仕様で納品されました。
ナポリ、、、な〜んにも伝わってねえ。
ポケットの数とかどうでもいいんでしょうね。無い方がカッコいいとも思ってそうです。

企画当初は比翼のレギュラーカラーシャツという洋服の持つ緊張感を抜く為に足した2つポケットだったんだけど、結果的にちゃんとドレスシャツになりました。
が、制作過程で間が抜けてます。
意図はせずとも間は抜ける。自然ですね。まあ、こういう着地の仕方もMANHOLEぽくて良いか。



改装中、バタバタの最中に届いたので、まだ値段決めてませんが、年明けまでには決めておきますね。
それではまた。


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河上 尚哉

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