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派手でも端正でも無骨でもない



F.LLI Giacometti、トゥボラーレ製法のスエードローファー:FG292。
普段MANHOLEで取り扱っているシャキッとした印象のハンドソーングッドイヤーのFG257とも、FG562とも違う、ソフトなエレガントさを感じるボロネーゼ製法で作られたFG417とも、FG450とも違う、どこかリラックスした柔らかな雰囲気。
下から上に釣り込んで、蓋をするようにエプロンをかぶせてU字にモカ縫い、アウトソールをマッケイで取り付ける作り方だそうです。先芯が入らないので余計に柔らかく感じますね。
どれが悪いとかどれがいいとかの話ではなく、それぞれに良さがあります。道具としての違い、という話。

気温が上がると楽な靴を履きたくなるけど、ボロネーゼ製法のFG417/FG450も大分MANHOLEのお客さんにある程度行き渡ったしどうしようかなーなんかおすすめあります?と聞いたところ、このトゥボラーレ製法の靴をおすすめしてもらったので、並べることにしました。
見た目の印象通り、シャキッとしたハンドソーングッドイヤーのFG257/FG562とも違う、ソフトなエレガントさを感じるFG417/FG450とも違う、丸く柔らか〜い履き心地。




木型はローファー木型のLUIGINO。
ですが、作り方が違うと見た目も全然違います。コバも丸っこいし、全然違う靴。
ただ、LUIGINO木型の特徴的なぷっくりしたヒールカップは健在ですね。



柔らかな軽快さの中に、落ち着いた重厚感のある靴。
用いる革、手作業でなければ作ることの出来ないトゥボラーレ製法による細かなバランスの積み重ねがそれを実現しているのかもしれません。
派手さはないけど良い靴。いや、派手さがないから良い靴です。
端正なドレスシューズでも、目を引くエキゾチックレザーでも、無骨なブーツでもないF.LLI Giacomettiの柔らかい一面もどうぞ、お楽しみください。

“F.LLI Giacometti” -FG292- Tubolare
Forma:Luigino [Velvina Nero]
¥104,500-(tax included)





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河上 尚哉

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