これこそまさにCLASSの洋服

以前、中台から奪い取ったカットオフデニムショーツ。
フルレングスとショーツ、仮に同じ値段で並んでいたらフルレングスを買ってしまうかもしれないけど、ショーツだからこそ、この巻き縫いが僕には良く見えます。
中台はその後どこかで505のカットオフショーツを買ってました。それはなんかポケットが大きく見えてかわいいんだよなあ。こういう欠けた洋服は元々の物が持っている特徴が欠ける前よりも際立って見える点が面白いですね。
で、カットオフデニムショーツ。短いので物理的に涼しいです。
デニムは「何着ればいいかわかんないや」っていう時に穿けるけど、夏は蒸れますね。
が、カットオフしてしまえば涼しい。見た目も涼しい。元のサイズが大きいと余計に涼しく感じます。
今の時期だと「まだ着たいけど、もう暑くて着れないかもな〜」という洋服も「着ようかな」って気持ちになるから良いですよ、デニムに限らず5月からショーツ。冷房効いてると寒いですけどね。
だから尚更「まだ着たいけど、もう暑くて着れないかもな」という洋服も「着ようかな」って気持ちになりますね。テーラードジャケットやスウェットシャツ、長袖のコットンニットなど。
本末転倒な話だけど、洋服のコーディネートなんて案外そんなものなのかも。




はい、ここまではただの私物紹介。禅野くん、付き合ってくれてありがとう。
ここからが本題。
僕の中で「カットオフのデニムショーツを穿いている男」といえば、CLASSの堀切さん。
CLASSの洋服を着ていると「CLASS、昔っから変な洋服作ってるよね〜」という正しい言葉をもらいますが、昔から変な洋服を作ってる、というよりも昔から好きな洋服を作っているのかもしれません。
好きな種類が人よりもたくさんあるんでしょうね。「カットオフのデニムショーツを穿いている男」という印象だけでなく今日紹介するショーツからもそれが、確実に感じられるように。


CLASSのショーツ:CCES08UNI A。
Hangten/Lightning Bolt/Town&Country/Ocean pacificなどを始めとする60年代、70年代のサーフスタイルを彷彿とさせるけど彷彿とさせない2024年の洋服。
Navy/BlackはDormeuil社の英国製トニック。L.grey/C.greyはポリエステル混のウール素材。
テーラードの要素を感じる作り、生地の切り替えられたフロント/サイド。
サイドシームは陰陽のようなデザイン。







CHARCOAL¥56,100-(tax included)
NAVY ¥64,900-(tax included)
2024年。
時代が追いついた、というよりも僕らの気持ちがようやく追いついたので、今年は思い切ってオーダーしてみました。いや、思い切ってではないか。穿きたくてオーダーしました。
短い丈のショーツ、僕はデニムショーツを穿くことで慣れたし、お客さんも去年のパンチングショーツである程度目が慣れた頃ではないでしょうか。
CLASSは度々こういったビーチショーツをリリースします。
売れているのを見たことがありませんが、懲りずにまた作っています。
きっと、本当に好きだし本当に良いと思いながら作っている。
嘘や打算が無くて清々しい、実にCLASSな洋服です。
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河上 尚哉
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