ムードなアロハ
NICENESS渾身のアロハシャツ : GROHL。
「現行で作られるアロハなんて興味ないなあ…。」と、このシャツを見るまでは思っていたけど、僕の固定概念を軽〜く飛び越えてきた。
ベースはクラシックな50’sスタイルのシルエットだが、イタリアンカラーを取り入れたことでフレッシュな印象に。
実にNICENESSらしいバランス。
こんにちは、中台です。
BLOG隠居していたつもりだったんですが、思いのほかすぐに僕の出番が回って来ました。
ハワイにも行ったことないし、アロハ担当ではないのですが、タイミングですね。
あ、でもハワイの音楽は結構好きです。
家でリラックスする時は高確率で流してます。
間接照明をつけて、薄暗い部屋の中で目を閉じれば、どこか別の場所に連れて行ってくれるような感覚になれるのがイイですね〜。
一言で表現するなら、ムードがある。
そういえばハワイのレコードって”MOOD”ってジャンルに分類されていることが多い。
ヴィンテージと比べると長めの着丈がエレガント。
極端に短い着丈が苦手だった方もこれなら大丈夫。
どこから見ても迫力のある柄、バックスタイルにもオーラがある。
目線の先には青い海が広がっているんじゃないかと、錯覚してしまうほどにムードのあるシャツ。
(ハワイ行きたい…。)
洗濯も出来るコットンキュプラ生地だから、アクティブに遊べる。夏に洗えないものを着るのは中々勇気がいりますよね。
ヴィンテージのアロハシャツはほとんどがレーヨンで、あの質感は好きだけど洗濯できないデメリットもある。
そんなネガティブを解消し、レーヨンの質感はそのままに、軽快で心地良い、イイとこ取りな生地。
なにより、一般的なアロハシャツには存在しないであろうこの柄。
ブランドの説明から引用
“ハワイアンシャツの歴史を辿るとアジアに行きつくことから、仏教的な視点による人間の営みを表現した古典画”
確かに、ハワイの文化には明らかに日本の文化からの影響を感じるし、日本製のアロハシャツも少なくない。
NICENESSの表現するロマンはいつも素敵。
揺れるコットンキュプラ生地にパリッとしたデニム。
普段通りに合わせるとこんな感じ。
アロハにはなぜかテーラードを合わせたくなる。
それぞれのロマンやムードがぶつかってロマンチックです。暑いけど。暑い寒いではなく、憧れの形。
前日、河上も禅野くんにたまたま同じ組み合わせを着せていました。
なんか恥ずかしい…けど、やっぱり合わせたくなるよね。
長袖は台襟のつかないワイドスプレッドのオープンカラー。
襟は大ぶりに見えるけど、ポイントが長いだけで野暮ったさはなくむしろシャープな印象、実は新鮮なバランス。
半袖と同じく洗濯可能なコットンキュプラ。
羽織るとひんやりとします。真夏は短パンと合わせてどうぞ。
多版多色の長袖のアロハシャツ、イギリス生地のビーチショーツ、ビブラムを履いたクロコダイルのサンダル。
物だけ見ると古着でもできそうなオーセンティックな組み合わせだけど、現行のデザイナーズだからこそ出せるムードもあります。
特に長袖のかっこいいアロハシャツなんてどこにあるんでしょうね。
コスプレにも現地の人にもならない洗練されたムード漂うNICENESSのアロハシャツ。
海辺や夕陽の背景に頼る必要はありません。東京の街中で楽しんで。
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中台 竜郎
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