軽快にどうぞ
こんにちは。禅野です。
一気に夏模様ですね。河上さんに「今日は何を紹介しますか?」と聞いたところ「暑さに慣れるまで、しばらくの間はこの前入荷した靴を紹介しよ」と言ってました。
ついでに口頭で伝えるからそのまま書いておいて、と言われました。
先日紹介したFG618:モンクスリッポンと同じFUXIA木型、コインローファータイプのFG616。
装飾がより控えめなせいか。この靴はFG618よりもおじさんくさい印象が薄れますね。
いや、この靴はこの靴で違う意味でおじさんくさいか。違う種類のおじさん靴。
前も書きましたが、僕はおじさんくさいものが好きなのでおじさんくさいのにカッコイイこのFUXIAシリーズがかなり刺さっています。そういえば、おじさんくさいって一体なんなんですかね。
さて、FG616。薄くて平べったくて鼻っ面の長いコインローファー。
一見シャープな印象を覚えますが、全体的なラインは丸みを帯びた柔らかな表情。
この柔らかさを受けたのか「多分そのうち違う色の革でやるとは思うんだけど、この靴を最初に売り場に並べるとしたらこの革のこの色がいいなって思ったんだよな〜。なんとなく」と、河上さんがこの靴を眺めながら言っていました。
コインローファーですがアメリカ、というよりもヨーロッパな顔。
頑強さではなく繊細さを感じる茶靴です。
グッドイヤーでなくブレーク製法というのもこの木型の形に合っているんでしょう。
ブルーデニムなどは言うまでもなく。
インポート面の凛とした黒いスラックスとかもいいですね。
「絶対にこう」ではなく「なんとなく合うかな、って思って」くらいの態度がちょうど良くハマるのではないでしょうか。それは決して軽率なノリではなく、軽快なグルーヴです。
というわけで、夏の間に革靴なんていかがでしょうか。
どれだけ軽装になれど、足元が変われば全体のバランスは変わります。
ちょうど良く、夏の訪れと共にスポッと履けるスリッポンタイプの靴が入荷しました。
玄関で靴紐を結ぶタイミングですら汗ばむ時期です。
スポッと履いて、玄関開けて、足取り軽く真夏の光に飛び込んでいきましょう。
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