このスラックス(グレーフランネル)
Hi
わたしたちのこと、分かりますか?
はい、分かります。何なら、これを読んでる今も穿いてます、なんていう方もいるのでは?
それくらい、このスラックスは皆さんお気に入りなのではないかな、なんて勝手に思っております。
だって、このスラックス(春夏-通年生地)を穿いてお店にいらっしゃる方を見ると、
ぼくは勝手に「それ、やっぱ良いですね」と呟いてしまうし、
お客さんも「はい、これ、良いんですよ〜」と答えてくれます。
挨拶のように、は流石に言い過ぎでしょうか?馴染んでいます。
申し遅れましたが、これはMANHOLEスラックスです。
春に発売した、3種類の生地のノータックトラウザーズの、秋冬ヴァージョン。
生地はグレーフランネルです。
形や仕様は同じなので、出来上がった経緯も含めて以前のBLOGにピョイっと飛んで見てください。
流石に夏を目前にした春というタイミングで、秋冬生地のこれが欲しい人なんて、居てもほんの数人だろう、ということでこのスラックスは今まで寝ていました。
夏真っ盛り、というよりはもう秋目前、と言っても良いだろうという今このタイミングで、このスラックスは目覚めようとしています。
いよいよ!
GRAY FLANNEL。いや〜当たり前ですがこういう起毛したグレーのウールって秋冬って感じがしていいですよね。ウールフランネル。
「ウールフランネルってなんですか?」と、聞いたところ河上さんが「縮絨、、、濡らして温めてぎゅっと縮めたウール生地、スポーティな素材だ」と言っていました。
ついでに「スポーティって何ですか?」と聞いたところ「例えば土埃が舞いそうな場所に行くための、仮に埃がついても目立たなそうな丈夫な生地、かつては。で、今は色んな洋服があるから一般的には違うと思う。悠人もこのグレーフランネルのスラックスを見るときちんとした洋服だと受け取るかもしれないけど、きちんとした洋服の中にも種類と用途がある」と、言っていました。わかりやすいです!
ふだん寝る時、皆さんはどんなことを考えていますか?
そんなこと聞かれましても、寝る時なんて、なんも考えなくなったから眠りに落ちるんじゃないですか?と言われたら、あぁ、確かに。と納得しそうですが、意外とそんなことなくないですか?
わー多分疲れてるのに寝れないなー、明日も朝早いのに‥まあ本でも読むか。あれの続き読も。
・・・
止まんないな面白い。コイツどうなっちゃうんだ?‥‥あぁもう2時半か‥目が覚めちゃうよ‥今日は寝たい。あ、そうだ。あの難しくて全然読み進まないあの本を読もう。ええっと、あったあった。
うーんと‥‥、目的とは、ある概念が対しょうのゲンイン(たいしょうをかのうナラシメ‥‥‥zzZ
すみません。なんにも考えられなくなってますね。良い夢見たいです。
あの瞬間、たぶん気持ちいいですよね。なんも考えれなくなってスゥ‥‥。
L-POCKET、ノープリーツ。
「ノープリーツって何ですか?」と聞いたところ、フロントタックが入らない仕様とのことでした。
「タックが入るのと入らないのでどう違うんですか?」と、聞いたところ、
「タックが入るとシャツをタックインした時に収まりがいい。更に洋服としての運動量が増えるから動きやすい。そういう意味ではタック入りのパンツはスポーティな仕様なのかも。ただ、クラシックなパンツはタック入りのパンツが多いし、ノータックのパンツはカジュアルなパンツが多い。結局、生地とか色とか含めた全体の印象だからディテール一つで一概には括れない。曖昧で面倒だけど、そこが面白いんだろうなあ」と、言っていました。
「さっきから出てくるスポーティな仕様っていうのはつまり動きやすいってことですか?」と聞いたところ「そうだね。仮に大袈裟に動く場面が訪れたとしても精神的な負担が少ない」と言っていました。
加えて「まあ、今の東京でスポーティがどうのこうのとかは最早どうでもいいだろうから、印象の違いとか組み合わせのバランスとしての役割が一番大きいのかもしれない。ノータックはタックが入らない分スッキリと若々しく見えるし、タックが入っているパンツと比較すると腰回りの形の誤魔化しが効かない。このパンツの良いところはノータックでも動きやすくて腰回りの形もドレスパンツとして綺麗に出ているところだと思っています」と、言っていました。
河上さん、ありがとうございました。
はい!
なんにも考えずに、とりあえず穿いて、ベルト締めて、タンクトップ着る。Tシャツ着る。スウェット着る。ニット着る。シャツ着る。何か羽織りたかったら羽織る。靴履く。よしOK。出かける。
これで格好つく、自信持って外出れるのがこのパンツ。
これが、シンプルでストレートにカッコいいものの良さですね。
出かけました!
小さく前ならえ!
が似合うすっきりした腰まわり。コンパクト。
裾幅、広め。大きく足を振り上げましょう。
すっきりした腰まわりに、たっぷりな裾幅。
「やっぱコレなんですよね」というバランスなんですよね。
もう、このスラックスの良さは十二分に伝わったはずです。
あとこのスラックスが待っているのは、
「あっ、これ前も気になってたんです、秋冬もあったんですか!穿いてみます」
「おっ、秋冬ヴァージョンですね。やっぱり良いですね。もう夏も飽きましたよ」
という幸せな板挟み。虫が良すぎますかね。
良いんです。このスラックスは良いんです。
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