あなたのネックレス

刻印された、”r”
renomaのチェーンネックレス:M-1940。
Silver925 に、ロジウムメッキが施されています。高級感漂う雰囲気。というか高級。
ピカピカで、煌めいて、細身のチェーンで、先っちょになんか2つ付いていて。


なんだかよく分からないけれど、「何かしらっぽいな。」と思わされるフォルム。先っちょの2つ。
“e”を縦に引き伸ばしたのか?いや、引き伸ばさないか。
半円の耳っぽいやつ付いてるし、くまさんをひっくり返して引き伸ばしたのか?
耳(みみ)と言えば、この間とある言語学者が面白い話をしていました。
私たちが生まれてから当たり前のように使っている言葉、例えば「耳(みみ)」とか「目(め)」。
いわゆる赤ちゃん言葉に直してみてください。大人言葉(?)にわざと丁寧に「お(御)」をつけるやつ。
「おみみ」「おめめ」
懐かしいですね〜。
あれ?おかしいな。おみみはそのままみみなのに、おめめはめ。どちらも私たちには2つ付いているのに。
言葉には大まかに2通りの伝わり方があって、私たちが普段使っているのは字で書いたり文字で読んだりして伝えられた言葉。それに対して赤ちゃん言葉は本質的に口伝え。ある程度大きな人間が小さな人間に対してずうっと話し続けてきた言葉。
学者さんによると、どうも後者の言葉の方が変化しない、つまり原初に近い言葉らしい。
耳と目、どちらも人間に備わる2つで一対の部位を表す言葉。だから、目もいつかまでは「めめ」だったはずだろうと。証拠は残ってないけれど、そうだと確信していますと。
ちなみに、この話はぼくのうろ覚えなので、全然違ったら申し訳ございません。あ、めっ!よ。
M-1940はネックレス。
首です。

M-1940と聞けば、ドッグタグ。
個人を特定するための、タグ。
タグには、本人用と本人以外がその人をその人だと識る用の2つがあります。
この先っちょの2つにそれぞれ1つずつタグをつけるようになっているという訳です。
しかし幸いにも、タグを身につけていないと自分が何処の誰であるか他の人に分かってもらえないという状況に置かれていない私たちは、タグをつける必要がありません。
このrenomaのM-1940はそもそもタグをつける仕様にはなっていません。
シルバーで華奢なチェーン、かっこいいな。先っちょについてるやつ、なんだか可愛いな。
首からぶら下げてみようかな?
そうやって付けてみるといいと思います。ネックレスってそういうもの。
そんなこんなしていたら、「あの人が付けているネックレス、いいな」と誰かが思うかもしれませんね。

先っちょの2つには何も付けるな!なんて誰も言いません。
むしろ、何かお気に入りのキーホルダーやちっちゃなチャームをつけても可愛いはず。
実はそれをやろうと、今朝店内を見渡して付けれそうなちっちゃなものを探すと、
鍵にミニミニマスターヨーダがぶら下がっていたので付けてみようと思ったのですが、キーホルダーの母体から外せなかったので諦めました。悔しい。
皆さんには諦めない道も残されています。
付けたかったら付ければいいし、付けたくなかったら付けなくったって良いですよ。


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