これはもしや‥
やっぱり!
やって来ました、革大物!
トートバッグとは言いながらも、
ド迫力のサイズ‥
レザー特有の存在感‥
間違いなく、大物です。
ホースレザー、頑丈でありながらしなやかな質感。
大物‥
あの大物も、人前ではヘンテコな格好でゲラゲラ笑わせたり、「バカヤロー!!」なんて怒鳴ったりするかと思えば、
こちらが息を呑んでしまうような、静かで繊細な、美しい映画を撮ったりもするわけですよね。
大物とは、きっとそういうものなのでしょう‥
ひとまず、ハンドルを肩に掛けて脇に挟んでみます
リベット
風格は細部から宿るようです
肩掛けベルトの、アジャスターがあります
HEYHEY
さあ、アジャストアジャスト
背負いました
「革大物かあ‥大丈夫かなあ緊張するなあ‥」
分かります。大物と聞くと何だか無性に緊張しますよね。
でも心配ご無用です。
大物は、あらゆるものを受け止め、包んでくれます。
対峙するのではなく、味方になった大物ほど心強いものはありません。
そもそも、
少年期に6年間、革大物と慣れ親しむ日々を送った私たちにとっては、
大人になった今でも間違いなく、一番の味方になってくれる存在でしょう、革大物。
ぎゅ
しなやかな存在感
ベルトの裏はキャンバス
ハンドルはレザー
バッグの内側は細かいキャンバス
金色の留め具
内側のポケットはまたまたレザー
さ、そろそろクッションでも詰め込みますか
うんしょ
ズボッ!!
大容量というのが分かったところで、
ふぅ〜、ひと休みひと休み
大物もすっかりお膝の上ですね
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吉田 悠人
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なんともヨーロッパらしいというか、BLESSらしいというか、ロマンを感じる洋服:bathrobe V-hood。
その名の通り、バスローブがモチーフですね。短いバスローブ。
で、パイル生地です。
パイルの洋服。なんかチャラいというか、妙な軽さを感じて苦手だったんですが、このbathrobe V-hoodはとてもよく見えたので仕入れてみました。
なんでしょうね。発想がシンプルだから?素直にインポートだからなんですかね。色も良いのかもしれない。
個人的な印象ですが、僕のような庶民的日本人とリゾート文化ってすごく遠い感覚な気がします。
だからこそ、この洋服からはロマンを感じる。
リゾートな感じもするけど、ホームウェアな感じも強い洋服ですね。タオルだしな。
ホームウェアといえば、僕らMANHOLE。ジャージ、スウェット大好きです。
リゾート的感覚はわからないけれど、ホームウェア的感覚ならわかります。
普段からパジャマのような格好で外をウロウロしています。
ロマンチックどころか、現実過ぎて最早親近感すら覚えません。
どこかホームウェア感を感じるCLASSの長い羽織。「コート」や「ガウン」なんてお洒落な横文字よりも「羽織」という漢字が似合う洋服ですね。エンボスされたウルトラスエード、小千谷縮、ポリオレフィン。実は全て「リゾート」という単語並に馴染みのないはずの組み合わせの洋服なんですが、なんでしょうね。日本人のDNA的に親近感を感じる洋服。ホームかアウェイかって2択でもホームウェア。
馴染みがありそうでない欧米人的感覚のバスローブを模した洋服と、馴染みがなさそうである日本人的感覚のロング和羽織。「なんか両方ともホームウェアっぽいな」という共通点で組み合わせてみたら、なんかいい感じでした。裾から伸びる紐をどう結べば正解なのか、なんてどうでもいいです。
「なんかいい感じ」
異文化である洋服に対して、その曖昧さを我々日本人は大切にしてきたと思うし、僕らはこれからも大切にしていきたい。
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河上 尚哉
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どっさり
テクテク
さすがに、半袖一枚は、さむいなあ
春、何着ていいかわからないんですよね〜
おやおや、これはもしや
PERIOD FEATURESのジュートシャツ?
「かなり力強い織りの雰囲気。ジュートヘリンボーン。
デニム、Tシャツの上にパッと羽織るだけでも格好良いですよね」
確かにそうですね‥でも、ジュートという生地の強さ的に、パッと、というよりガッと、という感じなのでは‥?
と、思いましたが、裏地にコットンが使われているおかげで、パッと、サラッと羽織れました。
華やかな裏地ですね〜
華やかなだけでなく、ざっくりとしたジュートの肌触りをふんわりさらっと柔らかくカバー。
ジュートは風通しもいい
雰囲気ある見た目とは裏腹、軽く羽織りやすい洋服なように感じました
表地はジュート(麻)、裏地はコットンのこのシャツ
暖かい服、というわけではありません。
それも当然、これからの春夏向けのシャツですね!
いや、今は日本の気候も何やらおかしな様子なので、真夏以外は着たいときに着れるシャツ、というのが正しいかもしれません。
「何だか今日は肌寒いなあ、薄手のコートでも羽織っとけば完璧だなあ」
「ウゥー、やっぱり夜は冷えるなあ」
ギュッ
これくらいの季節、コート羽織るのも良いけれど
マフラー巻いとくだけくらいでも良いのかもしれませんね
フムフム
悪くない、マフラーの暖かな雰囲気にもマッチするジュート。
悪くないけど、どことなく漂うハッピークリスマス感、、、靴も赤いせいでしょうかね
黒い靴の方が、カッコつくかな
締めます
首、あったか過ぎるかもしれません
靴を履いてる時って、地味に暑いですよね。息を止めてるせいでしょうか
というわけで
ポイ!
もう4月、マフラーとはおさらばですよ!
パチン!
皆さん、こんにちは。
今日は、カッコいいライダースを着ていますが、目の前にカッコよくてかわいいジュートシャツがあるので、気になっています。
色も良いですよね。
遠くから見るとぼんやり桃色のようにも見えますが、近づいて見ると、赤とベージュの力強い二色織ですね。
ゆとりがあるので
こんな着方だって、できちゃいますね
もう4月とはいえ、何故か風は冷たい。日差しが暖かくなってきたけど、風は冷たい。
風を通してくれるジュートのシャツの中に風を止めてくれるレザーなんかを合わせてみるとちょうどいいかも。
風、止められたらなんでもいいんですけどね。鏡の中に「お、なかなかこれはかっこいいかもなあ」という自分がいたら、それが正解ですね
今日は何だかぐるぐるぐるぐるしてきた気がしましたが、もう忘れましたね
生地と柄の迫力は目に焼き付けられましたか?
これだけ存在感のあるシャツならば、
シンプルな格好にパッとサラッと羽織るだけでカッコいいのかもしれませんね、結局
というわけで、
このまま行ってきます!
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吉田 悠人
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先日、うちの娘が小学校を卒業しました。入学からの6年間は早いもので、まさに光陰矢の如し。赤いランドセルを買ってあげたのがついこの前のように思えますが、アレをしょって出かける姿をもう見ることが無いんだと思うと、ちょっと寂しいですね。
こんにちは、鶴田です。
ちなみに、卒業式の服装については娘から「あんまり派手な格好してこないでね」と直談判があったこともあり、初めは「グレーのスーツでいいよね?」と答えていた僕も、結局当日の朝になって「ネイビーのスーツに白いシャツ、黒い靴」という身なりにシフトチェンジして出かけました。
フランス人は黒の扱いが上手い。唐突だけど、僕はそう思う。
これはもう完全な偏見、先入観、思い込みの類にあたると自分でも知っているし、今時「○○人は××だ」なんて概念は流行らないことぐらい分かっているつもりなんだけど。でも、結局のところ、そういった「イメージ」の力がポジティブに働けば、ファッションをはじめとする日常生活はグッと楽しくなる。例えば、公園でベーグルを食べながらコーヒーを飲むだけで「まるでセントラルパークで休日を過ごすニューヨーカーみたいだな」とか、カフェテラスでクロワッサンを食べながらカフェオレを飲むだけで「サンジェルマンで寛ぐパリっ子みたいだな」とか、それを楽し気に感じられるということ自体は、いくら他人に「単細胞だ」とか「ここ、日本だぜ」とか言われようとも自分自身の人生を自分で勝手に謳歌することができるという意味では、幸せだ。
なので、今日のところは「フランス人は黒の扱いが上手い」という前提で話を進めてみたい、いや、進めさせてください、どうぞよろしくお願いします。
「黒の扱いが上手い」ってことを具体的に言うと、いわゆるドレスコード「ブラックタイ」、つまり夜に着るフォーマルウェア、「タキシード(ディナージャケット)」「ボウ&カマ―」「オペラパンプス」などを適当に着崩してしまう感覚に優れていたということ。モーリス・レノマの時代、1960年代を皮切りに発現されたその能力は、ひょっとすると海を渡ってアメリカ、例えばラルフ・ローレンのフォーマル崩しテクニックにも影響を与えたかもしれない。つまり、フランス人はヨーロッパでは元々は喪服を、その後は転じてイブニングのフォーマルウェアをイメージするものであった色=黒を自由に扱ってきた、と半ば強引に言ってしまおう。
一方で、ネイビー。昔話でよく言われるのは「電球がまだない、燭台の黄色っぽい灯りで夜を過ごしていた時代に黒よりも深い色に見えた」という理由で、ドレッシーな色とされてきたネイビーは、黒と並んでフォーマルの要素が強い色だ。ミッドナイトブルーという言葉があるくらい、黒の代わりにダークネイビーを使ったタキシードが存在する理由もこのあたりにある。要するに、ネイビーは黒に引けを取らないくらいドレッシーな印象を人に与える色。入学式や結婚式に出かけるのであれば、グレーのスーツよりもネイビースーツに身を包んだ方が俄然カッチリとして見える、ということ。
「フランス人は黒の扱いが上手い」ということが関係しているかどうかは分からないけれど、ネイビーのレザーシューズと言えばフランス靴をイメージするという視点は、J.M WESTONの具体例を挙げるまでもなく、ある意味で正しい。黒の扱い方を知っているからこそ、カラーレザーのグローブや靴をよく作る。
ということで、「フランス人は黒の扱いが上手い」を受けて今日紹介するのはネイビーのレザーシューズ。F.lli Giacomettiのダブルモンクストラップ、FG502。
先日紹介したペインテッドパイソンのダブルモンクと同型だけど、見た目の印象は正反対。端正で、控えめで、エレガント。
だからこそ、蛇とはまったく違う意味で「どんなアイテムと一緒にコーディネートしてもカッコいい」ことは分かり切っているんだけど、せっかくなのでネイビー×黒に、フォーカスして眺めてみたい。ネイビーの靴に黒い洋服。なかなか素敵じゃないか。
黒がネイビーを、ネイビーが黒を互いに引き立て合っている、というのか。深い黒に合わせるとFG502のネイビーが一層深い青に見える。黒いアイテムは、もはやジャージでもキャップでもタンクトップでもベルトでもサングラスでも、何でもいい。勿論、黒いジャケットやパンツでもいい。
黒の扱いが上手いフランス人は、ネイビーの扱いも上手い?とは言え、僕らは別にフランス人じゃないし、F.lli Giacomettiはフランス靴ではない。では何なのか?それは控えめな遊び方。ネイビーは黒というフツーの色のポテンシャルを最大限にまで引き上げてくれるらしい。そして、ネイビーのレザーシューズには(ついつい見落としてしまいがちな)「フツー×フツー」の可能性を引き出してくれる魔法がかけてあるらしい。
例えばブラックスーツに白シャツ、そしてネイビー色の靴を履くだけですべてが破壊的にカッコよくなるような感覚を、僕らはそろそろ思い出していい頃なのかもしれない。MANHOLEには、同じレベルの選択肢としてペインテッドパイソンとネイビーカーフが並んでいるだけだから。
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鶴田 啓
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え、何これ。コルクじゃ〜ん。
え、何これ。コルクじゃ〜ん。
という言葉に対してぐうの音も出ないくらいコルクなパンツ:BLESSのULTRAWIDEPLEATED。
どこに置いてもコルク。どこからどう見てもコルクです。
「え、何これ。木じゃ〜ん」だったSADEのベストと同じように、フィルムにコルクを貼っているような生地?素材?まあいいや、生地です。床や壁や掲示板やマウスパッドが良く似合う生地ですね。
そんなコルク生地を使用したBLESS定番のULTRAWIDEPLEATED。
実際にコルクが洋服になってみると「そういえば、なんでコルクの洋服って無かったんだろう?」という気持ちになりませんかね。まあ、僕はなりませんけどね。
「そういえば、なんでコルクの洋服って無かったんだろう?」なんてことは思いませんが、普通に「かっこいいな」と思って仕入れました。
コルクだからどーとかじゃなくて、この形が好きなんだろうなあ。
コルクなだけあって、通常洋服に使われるような生地とは違う曲がり方、広がり方をしますね。
他の洋服との合わせ方は、、、なんでしょうね。いつも通り「何とも合わないからなんでも合いそうだな」くらいにしか考えてなかったです。
さて「コルク 相性の良い素材」とGoogleで調べたところ、一番上に「植物と好相性なのでナチュラルテイストなお部屋作りが楽しめそう」と、書いてありました。そうか、植物か。
というわけで、現在MANHOLEに並ぶ洋服の中で最も植物なCLASSの葛の繊維を編んだ網を合わせてみると笑えるかな、と思ったんですがナチュラルテイストなお部屋作りどころか普通にかっこいいな。
いいじゃ〜んって感じ。
BLESSの場合、コルクを用いた理由にサステナブルがどうこうはもしかすると存在するのかもしれないけど、きっと同じく「いいじゃ〜ん」って感じでこのパンツは世に出たのではないでしょうか。
物が生まれる前ならまだしも。
生まれた後の「いいじゃ〜ん」という素直な感想に、それっぽい難しい考え方や深そうな思想は、勝てない。
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