重くて軽い

いやー、明後日オープンするMarsのことで頭がいっぱいです。
出来れば中台に任せっきりにしたいし、実際のところ中台とCLASSのデザインチームに任せっきりなんですが「なんか自分にできることはないかな」とか考えちゃいますね。っていうか最近まで「まあMANHOLEもなんとかなったし、別にお店を増やすくらい余裕だろ」とか思っていたんですが、どうやら僕は「MANHOLEを回しながらお店を作る」というその「MANHOLEを回しながら」という前提を忘れていたようで「なんでこんなに忙しいんだろ?」と、この前落ち着いて考えてみた結果「そうか、MANHOLEを回しながらMarsのことも考えないといけないからだ」という答えに辿り着きました。答えがわかったらあとは単純でMANHOLEを回しながらMarsのことを考えればいいだけです。よーし、頑張るぞー!
というか、驚異的なのがCLASSのデザインチーム。展示会真っ最中の中、MERRY GO ROUNDを組み立てている。体力お化けです。しかも、なんかめちゃくちゃ楽しそうなんだよなあ。。。と、そんな背中を見せられている状態なので尚更、やりたい。
さて、なんか昔から好きなのが白黒のグレンチェックや千鳥格子。
おじさんくさい柄かもしれないけど、白と黒のモノトーンで全体感はグレー。
「MANHOLEのこともちゃんと考えたいんだけど、Marsのことも考えたい」という頭の状態で朝適当な洋服を選んでいると、何故か白や黒やデニムになったりする。
ただ、デニムに頼りすぎるのもなんか不思議な罪悪感が湧いてくるところで白黒のグレンチェックやハウンドトゥース。グレー無地や黒無地よりもちゃんと「洋服を着ている」っていう感覚になれるのがグレンチェックやハウンドトゥースの所謂「おじさんくさい柄」なのかもしれない。
その、歴史的伝統的柄的重たさが考えているふりをしながら実際のところ何も考えていない僕には、ちょうどいいような気がしている。

ま、上に書いているのは全部僕の肌感覚です。共感できる方や興味がある方、いかがでしょうか。
m’s braqueの2タックバギートラウザーズ。
昨日匠が紹介してくれたグレー無地のグレンチェックバージョン。
ポリエステルレーヨンシルク。それぞれの素材の特性を良いとこどりした3者混生地。



デニム自体の面もそうだけど、アームホールが太いパーカーを着ても余裕な裂け方がかっこいい。

ふわっとしてさらっとした見た目なのに、シルクネップやレーヨンの重さで「ただふわっとしてさらっとした軽いトラウザーズ」ではない、というのがこのパンツの魅力だと思います。
重くあって欲しい部分はちゃんと重く、軽くあって欲しい部分はちゃんと軽い洋服。






そうだ、もう一個この「グレンチェックやハウンドトゥース」が好きな理由を思い出した。
ドレスフロアに立っていた際、基本的にはコンサバなんだけど絶対にコンサバではない僕を助けてくれたのも、この柄でした。黒と白のモノトーン、全体感はグレー。特別な柄。

Color:GLEN CHECK Size:38/40
¥59,400-(tax included)
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河上 尚哉
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