今、どこにいるか

F.LLI Giacometti、Viora木型の3穴チャッカブーツ。
クラシックな文脈でスポーティなジャケット&トラウザーズと合わせるそれと違い、MANHOLEに並ぶそれは鋭い爪先、すなわちポインテッドトゥが特徴的なモデル。
冒頭の写真のようにダブルに仕上げられたグレーフランネルのトラウザーズを合わせたとしても(例えば過去に作ったフレンチカーフやダークブラウンスエードであろうと)全体の印象はクラシックな文脈とは違うもの。



さて、FG428。
「そういえば、エキゾチックをのせたことがなかったな」と、試しにダイアモンドパイソンをのせてみました。
うまく行ったような気がします。
歴史ある高級本格靴屋のそれでもなく、モダンなデザイナーズブランドのそれでもない。
が、どちらの物足りない要素も満たしてくれるような感じ。



Forma: Viora, Pitone Acapulco Size:39-43 ¥184,800-(tax included)
オーダする度に「同じ革を他のブーツとか短靴にのせた場合と比べて、なんか安いかも」と思うことの出来る、ちょっとしたお得感も個人的にこの靴が好きな理由だったりします。
これはこのモデルに限った話ではなく、チャッカブーツという靴のパターンそのものが、裁断時の取り効率(つまり一足を作る際に必要な革の面積が少ない≒無駄が出にくいという点)で優れていることに関係している、はず。
もちろん「お得感」というのは僕が勝手に感じているだけであり、結果的に高い靴であるのは間違いないので、この靴がMANHOLEに並ぶ理由はそこにありません。
モダンなものにはモダンなものの良さが、クラシックなものにはクラシックなものの良さがあることを心の底から認めながら、僕らはその中間をふわふわと漂っていたいのです。
そして今、自分がどこにいるか。そんな靴。
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河上 尚哉
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