それはつまりふつうじゃないのかも
12月25日であります。
一年の中では特別な日だけれど、いざ当日を過ごしているとさも当たり前のようにクリスマスですよね。とか言いながら個人的には好きです。特に何をするというわけではありませんが、浮き足立ってても許されそうな気がする。毎日そうだったらいいのに。そうしたらちょうど昨日見つけたすごくちょうどいいクリスマスアルバムもずっと聴いていられるのに。せめて1週間前くらいに見つけたかったものです。聖夜な感じのサウンドがリンリンサンプリングされたりかなりホーリーな歌声が乗ってたり、でもビートはチェケチェケな感じ。また一年後まで眠っていておくれ!


というわけで、NAMACHEKOよりTOGO TROUSERです。
「奇抜な洋服を作るのは簡単で、普通の洋服を作るのが一番難しい。ただ、僕は普通の魅力的な洋服をNAMACHEKOで作りたい」
デザイナーのDilan LurrがMANHOLEにて河上さんに伝えたこの言葉、又聞きのぼくにもすっと沁みてくるのはこのTOGO TROUSERのおかげといっても過言じゃありません。
それにはぼく(吉田)が無類のチノ人(ちのんちゅ)であることも大いに関係しています。
なので今日は主観込み込みかつクールに流れていきましょう。
このパンツはタフで男らしいチノパンが唯一持っていないクールさを、さも当たり前のように携えているパンツ。


素材は100% COTTON。
カラーはBEIGE BROWN。
やけにふつうなスペックのように見えますよね。
どんなコットンだろうが、どんなベージュブラウンだろうが語になっちゃえば一緒ですからね。
でもこれは、違うんですよ…
ふつうなはずなのに、ふつうじゃない。
わざわざ口に出して説明するのをためらうほど、ぼくの目にはふつうならざるパンツに映っている…
でもそれはなぜかと聞かれれば、「ふつうだから」というほかない…
この時点で共感してしまっている方は、もうそれは穿いたほうがいいと思います。

KETSUPOCKET


自分が好きだからって、あまりにもぼやけた紹介をしすぎましたね。
TOGO TROUSER。
ご覧の通り、つくりはワークパンツ(カーペンターパンツ)。
形も至ってふつうのストレート。生地は肉厚で柔らかなコットン生地。
シャリッとしたタッチも感じるのでウールでも混じってるのかな、、、と思って組成を見たらCOTTON 100%だったので、どうやらこれはコットンらしい。強撚糸なんでしょうかね。
確かに裏の柔らかな起毛感や肉感などから察するにコットンモールスキンのような感じだけど、、、モールスキンほど「僕はモールスキンです」みたいな顔つきはしていない。
とにかく、はじめましての上品なコットン生地。
あと、タック。
ぼくのいつも穿いているチノパンは少しデカくて、大体ウエストがたわんでタックのようなものが生まれているけれど、これは整然としたタックが入り、センタークリースが入っている。
ぼくの知っているチノパンではない!
そりゃあそう。オマエが勝手にチノ道に引き込もうとしているだけで、これはTOGO TROUSER。
NAMACHEKOのパンツ。
これ以上は、堂々巡りになってしまいそう。
それもぼくにとっては幸せなのかもしれませんが、みなさまはぜひ、ふつうに穿いてみてください。


「普通の魅力的な洋服」じつは冒頭に引用したこの言葉に全て詰まっています。
だいたい一般的には魅力って、とくべつなものに感じそうなものですよね。
この裏を返せばつまり、とくべつなもの≒一般的≒普通 なのかもしれません。
あれ、おかしいな……普通ってなんなんだっけ……
河上さんは「普通のものを普通に合わせて、普通の顔をしながらクールに穿ける特別なパンツだな」と、まとめてくれました。そう長々と書きましたが、つまり、そういうことです。


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