なのです、PT09。
皆さんこんにちは。吉田です。
恐るべきことにMANHOLEでアルバイトを始めて丸6年が経とうとしています。
と、ぼくの思い出話をしてもしょうがないので、早いところ主語をPTに譲ろうと思います!
※はじめに -ただいまお店に並んでいる “PT09″ は、MANHOLEにおいて”PT01” がさまざまなブラッシュアップを経て到達した一種の完成形。品番が飛躍していること=SADEのパンツが徐々に増えていった、つまりiPhoneみたいな感じ、と気軽に捉えてください。
PT09!MANHOLEとSADEのすばらしいフレアパンツ。
恐るべきことにMANHOLEにPT01が初めて並んだのは6年半ほど前のこと。
なのに昨日のことのように感じられるのは、MANHOLEにしては珍しく、定期的にこすり続けてきたから、なのかもしれません。「こする」なんて、あまり言わない方がクールだとは思うのですが、今回のPT09ブログを書くにあたって過去ブログを遡りPT01-09ヒストリーを追体験している際に(5年前の)河上さんが堂々と「何回こすったんだろうか」とこぼしていたのでオマージュしてみました。
前回のさらっとBLOG で今回のPT09自体のシルエットや色、雰囲気はストレートに伝わっているはず、というよりもむしろ絶妙な広がりをもってフレアしているとは思うのですが、せっかくこのパンツはMANHOLEの数少ない定番だということで、ふたたびのんびり楽しんでいこうかと思います。

いきなり結論めいてますが、このアングルでかっこよく見えたらそれはもう、勝ちなのではないかと思ってしまいさえします。
相変わらずいつまでも変わらないようでいて意外なほど姿を変容させ続けているMANHOLE。なんて仰々しく書きましたが、ふつうにこのL字カウンターもなかったですからね。PT01が登場してしばらくの間は鉄の脚に細長い一枚板を載せたカウンターでしたよ。細かいところ、というかもはやどちらを向いていたのかさえ定かではありませんが、確かにそうでしたね。
入り口の扉も増設されたし、入ってすぐの壁も昔は赤かったんですよね。遡BLOG中に気づきました。今、何色か覚えてますか?
今、PT09。
PT01をベースに改良を重ねたパンツ。大雑把にいうと、01と09で決定的に変わったのは腰回り。
ぼくも初期のPT01を持っていますが、今の09を穿くと、いかにヒップ生地のもたつきが解消されたかを実感します。要はケツ周りがとてもスッキリしたということです。
次に膝幅と裾幅。セミフレアがフレアになった、微フレアがフレアになった。人によって感じ方は違うと思います。
ラストバットノットリースト、ウエスト周りのディテール。
太いウェストベルト/フロントの6つ釦/サイドアジャスターがアイコニックなデザイン、SADEのトラウザーズ:PT01。
でしたが、今のPT09のウエストベルト幅は普通、その代わりにフロントはふたつのスナップボタン。
変わらず残り続けているのはサイドアジャスター。

いやはや、ここに6つのボタンが付いていたとは思えませんね!
6つボタンがアイコニック「だった」のは事実、かっこいいなあと思って購入した6年くらい前のぼくが証人です。
そう考えてみると、当時アイコニックだったデザインは今、あんまりない。
しかしなるほどどうしてPT09は相変わらずMANHOLEとSADEのアイコニックなパンツに映り続ける。

変わらないサイドアジャスター。
あぶない。抽象的ノスタルジック回想BLOGになってしまうところだった。オヨオヨ。
このパンツのいいところはもっと具体的で即物的。即物的?!クゥーかっこいい。
だって、脚を通して、ボタンをパチパチっと留めて、左右をギュッと締めたらとりあえずかっこいいんです。ひとたび自分のウエストに合わせて絞れば、当分アジャストする必要もない。もちろん絞る必要がない人もいます。
あんまりおおっぴろげに言うと恥ずかしくなりますが、穿けばとりあえずかっこいいパンツなんて、欲しい。もうこのパンツだけでいいかもしれん、そう思えるパンツはそうそうない。




「結局、ストライプってかっこいいんだな」
そう思うのに遅いも早いもありません。普遍で不変。
もし堅苦しいスーツのイメージをお持ちの方は大正解です。
堅苦しいスーツのイメージだからこそ、MANHOLEはそのイメージを大切に扱いたい。
いつだったかネイビーチョークストライプの8つ釦ジャケットを単体で企画していた時もそう。ともすれば先日発売したネイビーベルベットの2Bピークドもそうです。
固まったイメージがあるからこそ、それは時に柔らかく見える。
憧れのあの人が最初はとても鋭く見えるように、近寄りづらさとは自分の興味の裏返しなのです。

興味の裏返し。
裾直しついでにもう一度裏返してみると、ストライプのスラックスってすごく頼もしい。
一度仲良くなったら、とことん甘えちゃいます。
「合わせやすい」ってやつです。
あまり口に出さない表現かもしれませんが、単刀直入に言ってそうだと思います。スパッ。
なんでストライプのスラックスはこんなにもそうなのだろう。革靴はもちろん、スニーカー、ビーサンまで。かっこいいロングコートからジャージ、ボロボロのTシャツまで。たまには逆にまっすぐジャケットを羽織りたくなるのかもしれない。とりあえず、なんだかほぼ全て想像がつく気がする。
流石に甘えすぎでしょうか。
暇な時に、改めて考えてみましょうかね、ストライプの全能感について‥



ぼく(吉田)なりに、このパンツの魅力やディテールを写真と共に、みなさんと共に再認識してきたつもりです。が、何かを取りこぼしていたとしたらぼくの落ち度です。が、なんだかんだ詳細なディテールや作られた経緯などについては河上さんの言葉にもっとも説得力があります。し、その情報もおそらくこれまでで出切っているといってもいいのではないでしょうか!
だからと言って、ぼくがPT09についてテキトーに書いていい理由にはなりません。が、真面目にぼくがこのパンツを初めて手にした理由に立ち戻ると、それは「なれそう」な感じがしたからなんですよね。たぶん当時のボクは新品のフレアスラックスなんて穿いたことが無いようなもんだった気がするけれど、このパンツを穿いておけば大丈夫な気がした。フレアがどんな感じに流行って来た、とかスーツとスラックスとは、とかは全く知らなかったし、今も知らないようなもんだけれど‥
このパンツが今も愛されているのは、ただ単にかっこいいと思って穿けばいいところだと思います、とりあえず手放しに。


流石に、ここまで丁寧に読んでくださっている方は、もう既にこのPT09を穿いていますよね?ありがとうございます。
「長え、文章なんて読んでねえよ」そんなあなたも大正解。文字なんて追ってないで、まず穿くのが善ってもんですよね。ありがとうございます。
いいパンツです。



Color:BLACK-ST, NAVY-ST Size:0,1,2
¥64,900-(tax included)
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