パーカーのマルクス
NICENESSより、ドレープジップアップフーディ:MARKUS。

極細番手のサイロスパンポリエステル/ウール糸を平二重織で製織した生地で仕立てたジップアップフーディ。1960年代〜1970年代のスポーツスウェットフーディーをリファレンスとし、ドレスやクチュールや90年代ストリートカルチャー要素を積極的に取り入れたアプローチで製作。二重織による適度なふくらみと縦横にしなやかに伸びる2WAY特性が、快適な着用感と美しいシルエットを両立させています。縫製は毛抜き合わせによるリバー仕立てで表裏ともにクリーンな仕上がりを実現。スポーツ・ドレス・ストリートが共存する独特な仕上がりとなっています。(NICENESS Official Websiteより引用)
MANHOLEではGRAYのみ取り扱いです。

パーカーには違いないんだろうけれど、普段ぼくたちが「パーカー」と聞いて思い浮かべるものをあまりにも超えている気がする。ちなみにぼくは「パーカー」と聞くとぼくによって着古されまくったジップパーカーを思い浮かべますが、そりゃあ単純に超えているわな。対抗できるのはぼくからの愛着くらいじゃないですかね(必死)。
そういう、クオリティ面も当然このパーカーの魅力。「平二重織」の生地、「毛抜き合わせ」「リバー仕立て」。高級なコートに用いられるような製法でパーカーを作った、そうも言えそうです。MANHOLEでちらっと耳にしたちんまり知識のぼくには想像もできないくらい手間暇がかかりましょう。
ただ、もう一段。品質の高さだけが魅力ではありません。ただの「高級パーカー」ではないのです。パーカー好きのぼくたちからすればパーカーが高級というだけですでにどこかくすぐられるものはあるのですが。イメージとしては、ハイエンドを突き破った感じ。とりあえずその世界の天井に達し、勢い余って別世界へ。あくまでイメージの話ですよ!ただ、「スポーツ・ドレス・ストリートが共存する」という一見ギョッとしてしまうような表現も、その「説明のつかなそうな感じ」の説明なのかもしれません。
そんな説明に脳内メドレーリレーなぼくのことは置いていってもらってOKでございますから、CHECK IT OUT。

このハリのある生地がトロリ。
フーディの袖としてとてもサティスファイな溜まり。


前裾の両端にはドローコードが垂れ、後ろ裾にかけてラウンドしていくシルエット。そこへ、後身ごろの帯びた丸みが到着。
※黒いリボンはデニムのものです。



裾のドローコード、絞り方や加減はお好みで。
たかが裾、とお思いかもしれませんが、されど裾、というか全ての裾はローマに通ず、とかの丈感老師もおっしゃっていました。いけないいけない、こうふざけているとシルエット王に怒られてしまう。


ZIP UP FULL!
ユニークな平衡感覚。
覆面ジップというストリート要素だけで拾い上げるのはもったいない絶妙なキュート。

尖ったストラップにNICEもキュート。
そういえばぼくのスポーツスウェットパーカーにもこんな形のストラップがついていたっけなあ。


ディテールを細々と分けながら名指していくこともあるいは可能かもしれません。ここの部分がスポーツで、ここがドレスで、あそこはストリート。しかし境目があろうとなかろうと、それが一体となっているところに魅力が生まれています。
(突然ですが)音楽には目にみえる形がないから、あとから言葉にするにはジャンルという分け方をしますね。でもジャンルが融合したり、「これなんか、新しいっぽいな」というのが生まれたら誰かが名付けたりしますね。
このパーカーにはMARKUSという名前もあるし、DRAPE ZIP UP HOODIE という別称もある。ある程度のコンセプトや製法の説明もある。何より「パーカー」の形をしています。
スター選手がタキシードを着てグラフィティを描いているのを見かけたらさぞかし衝撃的だろうと思います。マジかよ!みたいな、そういう瞬間最大風速ではなく、ずっと離さないであろう魅力。
やはりどこまで行ってもパーカーとして付き合えるのがパーカーたる所以だと思います。
と言いながら気づきましたが、MARKUSには十二分の瞬間最大風速も備わっていますね。末恐ろしや。

Size: M,L
¥148,500- (tax included)
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