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Niccolò Pasqualettiのメリージェーン



このトゥ。
Niccolò Pasqualettiのメリージェーン:OBLIQUA FLAT MARY JANES。
河上さんが昨日サラッとまとめてましたが今日は僕がダラっと行きたいと思います。
良い暇つぶしになりますように。

以前MARSに入荷したバレエストラップシューズが記憶に新しいでしょうか、古いでしょうか。
どちらでも良いと思うのですが、そちらはバレエと名のつく通り、バレエシューズのようなフラットシューズでした。
その点比べると、今回のmanholeに入荷したモデルはコバのあるレザーシューズに近い印象を覚えます。
しなやかなカーフスキン、そしてシグネチャーな輪郭が、アウトソールに縫い合わされています。

改めて言うまでもないのかもしれませんが、メリージェーンというのは甲にストラップのついた靴のこと。なんて格好つけましたが、吉田はMANHOLEにこの靴が現れた時に知りました。
ので、この仕様の靴が一般的にはレディースファッションの中で受容されていることはのちのち薄らと知ることになります。
なるほどファッションにおいてフェミニンというのはとても便利な言葉ですね。深く考えることなく、スパッと空いた甲の空間に開放感を感じてください。今まで通りのパンツと並んだとき、これまでにない快感が足元を軽やかにしてくれると思います。

BLACK


そしてやはり、このトゥ。
確かに人間の足は大体このような線を描いているなあと思い出せば自然な形なのかもしれません。が、靴のトゥとなると明らかに刷新された感があります。丸みを帯びながら沿う絶妙な曲線。この先端がパンツの裾からちょこんと出るところを想像しただけでウキウキしちゃいますね。



一般的なレザーシューズと同様に、ソールやトップリフトの消耗に合わせて修理に出すことでこのシューズと長く付き合っていけますね。
デザイナーズブランドの作るシューズの魅力を一つ挙げよと問われれば、それは当然他にはないそのデザインにほかなりません。なればこそ、そういったシューズにつき物なある種儚さもその魅力のうちなのかもしれないと思いますが、気に入った靴をより長く履くことができるというのは素直に嬉しいことですよね。

KHAKI


先のBLACKに加えて、こちらのKHAKI。
○ンミカ先生の白じゃないですが、これまた「カーキ」と言われただけではジャストで想像することの難しい繊細な色。
ミリタリーや古着などに親しむと、カーキにはどうしても無骨な印象を抱きがちですが、こちらは柔らかなカーフスキンの表情も相まって真逆のムードが漂います。色に対して使うのは少々変かもしれませんが、華奢と言いたくなる。そんな色気があります。


それこそ無骨な生地や柄と並んだ時には、両者一層際立つことになります。良い関係性ですね!


ナイロンとベロアと、黒。


アースカラーと呼ばれるような組み合わせですが、その枠組みからニヤリとはみ出すような愉しみをこの靴が与えてくれていますね。


スラックスに履いても、ただ上品なだけではなく、ズレてくれます。
メアリージェーンとこのトゥにはそんな気持ちよさがあります。



ファッションというのは……なんて大きなスケールで語るのはドキドキしちゃうしぼくなんかにはできません。
なので、日々の服選びと言いなおします。服選びとはつまり何かと何か、複数のものの組み合わせのことですよね。
毎朝(昼でも夜でも良いですが)、これを着よう、あれを穿こう、でそれ被ろうかな。お、いい感じ!みたいな。そしてたぶんほとんどの人にとって最後のピースとなるのが靴ですよね。
そう思うと、その選択肢の中にこのトゥがあるというのはとても楽しい気がしませんか。
そんなに楽しかったら、逆にこの靴を念頭に置いて組み合わせたくなるかもしれませんね。

「この形、いいな…!」
そんな興奮を、是非とも履いてくださいませ。

“Niccolò Pasqualetti ” -OBLIQUA FLAT MARY JANES-
Color : BLACK, KHAKI ¥123,200- (tax included)



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