Catch your button!
6月に入り「もう1年も半分にさしかかるのか」と時の流れの早いのに嘆いたと思えばもう7月の4分の1が過ぎようとしています。
「なんかおもしろいことないかなー」いつものようにそんなことをぼんやり考えていました。
そしたら一昨日の朝にMacBookを失くしました。というかまず電車にリュックを忘れました(異常)。ハッと我に帰り問い合わせたところ、「それらしきリュックは届いている」とのこと。嫌な予感はしつつも急いでその駅へ。「こちらですかね」それです、ぼくのリュック!と受け取った途端に絶望的軽さ。綺麗にMacだけ抜き去られていました。泣かないようにと一度深呼吸をして、とりあえず意味もなく中をまさぐってみると、知らん使いかけの香水が入っていました。……わらしべ長者にでもなったつもりか!ちなみに香水は柑橘系の香りでした。捨てました。
おもしろいですね。おもしろいです。
でも、もっとおもしろいことはないかなあ。いや、大きなことじゃなくていいんです。
むしろ、一見ささいなことのようでも、じんわりと心が豊かになるような、そんなおもしろいもの。
”Jewelry for your outfit”

フランス発のジュエリーブランド:AXEP。
なさそうでありそうでなさそう、奇想天外とも違ったベクトルの発想でつくられるものたち。
このジュエリーは、服につけるのです。
Ring LOOP。
真鍮に18金メッキ。比較的長めのチェーンに、直径約2cmのリングが付いています。
ちなみにチェーン無しでもオーダー出来たのですが、河上さんが「うーん、失くすよな」と思いチェーン付きでオーダーしたようです。数日前の僕にもその意識があれば良かったのに!って過ぎたことをいつまでも気にしてはいけませんね。
リング、とはいえただのリングではないことは一目瞭然のことと思います。雪だるまにしては小顔すぎるし、缶のタブに似ているけれどタブではありません。大きな円から小さな円が生まれ出ようとしているような、不思議なフォルム。一体どういうことなんでしょうか?


こういうことです。つまり、とりあえずベースはネックレスの形をとります。
あれ?でもなんだかひっかかりますね。
いや、ひっかけているのです。
どういうことでしょうか?

あの部分を、

ボタンの糸足部にクッとひっかけるのです。挿し込むというイメージの方が近いかもしれません。

デフォルメされた山容、にしてはちょっと急すぎますかね。
喩えなんてまあなんでも良いのですが、とにかくリングをボタンにひっかけることによって胸元に不思議な曲線が描かれます。もちろん服やボタンの位置などによっても形が変わります。
「一手間加える」というのは簡単ですが、AXEPのジュエリーの場合コンセプトが元々そうなのだから、なんというか、ぼくはそういう所謂わざわざ感みたいなものは感じません。

と言いつつも、「いまはメンドクサイ」そんな気分のあなたはひとまずネックレスとして首から提げるのも良いでしょう。ボタン的なアタッチメントのあるチャームなんかが見つかったらこの先っちょにつけてもかわいいのではないでしょうか!



チェーンの先についたリングをどこかのボタンにひっかける、ということ自体が新しい以上、他の全てが新鮮味を帯びて見えるのはぼくだけじゃないんじゃないかと思います。

ボタンダウンのボタンもなんだか活き活きとしていますね

閉めて内側から出てきてもらったりなんかして。

そしてこれはあくまでネックレスというアクセサリーではない、というかとどまらないことを忘れちゃいけません。このリングが通るボタンがあるところならばどこにだってつけることが出来るのです。

今、身体の部分にこのRing LOOPは付いているわけですが、誰も「ブレスレット」だとは思いませんよね?でもさっきは「ネックレス」だったときもありましたね?
あれ、これ、何だったんだっけ?と見上げると、”Jewelry for your outfit”。
服につける、ジュエリー。こういうと外面的な装いの話にも聞こえなくもないんですが。
もうすこしなにか、内と外を繋げてくれるような、そんな感覚があります。
「なにか、できないかな?」という純粋な好奇心みたいな気持ちが、洋服に干渉する感じ!
たしかに、アクセサリーと呼ぶには惜しいようなおもしろさがAXEPのジュエリーにはあります。

¥101,200- (tax included)
釦さえあれば、いや、チェーンがついているから釦すら必要ありませんね。
つまり、どんな時でも、どんな場所でも、面白いと感じる気持ちや楽しもうと前を向く気持ちはいつだって自分たちの中から搾り出すしかないということ。
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