スーベニアウォレットチェーン

カラビナ、コイン、革紐、玉、筒、鎖。
これがSIX 95、今回のウォレットチェーン:SOUVENIR WALLET CHAIN。
ウォレットチェーンと銘打たれてはいるものの、先日河上さんがサラッと紹介していた通り、別に用途がウォレットのチェーンに限定されているわけではありません。キーホルダーにしてもいいし、バッグか何かにとりあえずつけておくだけでもいいんじゃないかと思います。
「いや、ちょっと待てよ?なんでもいいのなら、果たしてこれからコレを一体「何」として紹介すればいいんだろう?」
そんな疑問が湧いてきた刹那なわけですが、そんな時には。
“WALLET CHAIN(財布を繋ぐ鎖)” の方ではなく、”SOUVENIR(お土産)” の方で想像してみると頭がほぐれていくのではないでしょうか。
※回りくどいようですが、「ウォレットチェーンほしいと思ってたんだよなあ」という方はもはやすでにゴールです。



キーリングと共に鍵が付け加えられたの図
はじめに書いた通り、このプロダクトを構成しているのはカラビナ、コイン、革紐、玉、筒、鎖。
「財布を繋いでおく」という用途に限定するならば、カラビナと鎖で事が足ります。
そう考えてみると、このウォレットチェーンの魅力が「ウォレットチェーンであること」だけではないことに気付かされます。
しかし、他の要素が何かに役立つか、と言われればそうとも思いません(コインに残された可能性はあるとしても)。



でもなぜでしょう。
いざこういうものとして完成したものを見てみると、それぞれが無くてはならなかったと思ってしまいます。このチェーンを付けなくてはそこになかった「存在感」があります。
もし、そこら辺にレザーのストリングやスチールの玉や筒、コインが転がっていたとしてですよ。
個別のそれぞれに「存在感」を感じる事ができたでしょうか?たぶんぼくならできません。紐だな、玉だな、筒だな、なんか異国っぽいコインだ、と思うだけでしょう(もちろん、例えばの話です。これらが転がっているところは未見。あったらとりあえず拾ってみるでしょうね)。




転がっていればそれぞれがそのままそれぞれのままだったものたちが繋がったことで、独特異様な存在感があらわれる。がしかし、ただただみんなで一緒になってりゃいいというわけではありませんよね。
このSOUVENIR WALLET CHAINがただの「寄せ集め」じゃないことはもはや言うまでもないことです。この場合、それぞれのものたちを適切なテンションで心地よい場所に配置するのがデザイン。
そして、その絶妙なバランスから生まれる魅力が「え、なんかこれ良いじゃん!」と、まさに旅行先で一際輝くお土産に出会った時のように、直感できるのが素晴らしく軽やかで楽しい。
手にとって、思い思いにつけてみてください。

Smooth leather string/ 2 steel balls/ Commemorative coin
2 marine clips/ Steel haulage chain/ Tapered toggles



最後に。
例えばベルトループが付いていないパンツを履いている時は、ウォレットチェーンを持つために色々と想像を巡らせることになります。この場合、バッグを持つことになりました。
え?本末転倒だって?そんなことありません。
理由なく何かを持つのもいいけれど、持つ理由があるというのも、良いことですよね。
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