ガタンゴトン……ガタンゴトン……

こんにちは。例によって、すでに河上さんによって紹介のなされたDechampsのクルーネックカーディガンを吉田が見つめ直しておりますものの、一体全体このBLOGには意味はあるのでしょうか?
まず、正直見つめ直す必要もないくらい、このカーディガンはどう見てもかっこいいしかわいい。
そしてこの服の外部、つまり作られた経緯であったり、他の洋服との合わせ方なんかも、すでに言葉と写真によって説明されています。とはいえ、それらは「着てこそ洋服」というシンプルな前提のもと、いわばフックのような役割を背負っているに過ぎません。いくら着用写真を眺めて、「いいですね〜」とか「このスタイリングが好きです」などと言おうにもそれは洋服を楽しんでいることにはならないと思います。だったらこのBLOGそのものに意味なんかないじゃないか!というはじめの問いに答えるなら、答えはNO。意味なんかありません。もうフックとなるような情報も残されていないし!だからといって、ぼくが今このBLOGをほっぽり出してしまっては、せっかくこのページにただいまご来場いただいている皆さまにがっかりされてしまうんじゃないかという自意識過剰な妄想のもと、見つめなおしていこうではありませんか。

「着てこそ洋服」、つまり「見てるだけじゃ洋服じゃないぜよ」とも取れるような大言壮語したそばから大変僭越ですが、このカーディガンは見ていて楽しい気分になります。そう、意味のないBLOGだからこそこうやってあたかも前言をひっくり返すようなことをしても大丈夫なのです。そして実は、別にひっくり返しているわけではありません。だって着ている状態でもちょっと顎を引いて目を動かせばそこにはこのカーディガンがあるし、鏡にも映りますしね。電車、特に地下鉄なんかでは景色が暗いトンネルなので、ドアのガラスに多少映りますよね。鏡を気にするのはちょっと気恥ずかしいのですが、あのガラスへ映る感じはこっそりちょっぴり好きなんですよね。想像してみてください。そこにこの色鮮やかなトレジャーボタンがキラッと光るのです。
そうです、ぼくが改めてこのカーディガンを見つめ直して気づいたことというのは、「ボタンめっちゃかわいい」ということです。




いや、ボタンがかわいいという感想は初見から持っていました。このことはもはや当然といっていいでしょう。そもそも、Dechampsのカーディガン自体は以前もお店に並んでいたし着たこともあるので、ある種太鼓判の押された「こりゃいいでしょう!」的なアイテムだという認識がぼくにはあります。だから今回の入荷において「初めてのもの」として映ったのはこのトレジャーボタン。即座に某マロ風の感想さえ浮かんでくるくらい、一目で綺麗。だからこそ、その第一印象に留まっていました(それで十分だとも思います)。そう、宝石箱や!
なので、いざ今BLOGで言葉にしようと思うと、ふざけているわけでもなく「かわいい」しか出てきません。

このまま、「かわいいは正義でしょ!」と逆さダブルピースをしたり、ブルー、オレンジ云々と色を列挙して徒に色にまつわる無駄話をしようかとも考えました。でもすぐに脳内ボクが却下してきます。「そんなんいらん」と。いや、色にまつわる無駄話は自分でも少し気になるかもしれません。とかはストップ。
一昨日のBLOGで河上さんが最近の心情として呟いていた、誰かほかの人にどうにか思われたいわけではないけど的な話、ぼくも個人的に共感します、と同時にその「誰か」の可能性について、考えているうちに、さっき自分が電車の窓に映る話をしたことを思い出し、ぽわわんと連想、電車でたまに遭遇するあの状況に思いを馳せました。なんか視線を感じるぞ?と思ったらなんかあの赤ちゃんがこっち見てる!めっちゃ見てくる!的な経験、ありませんか?じーっとこちらを見てくるその目はとりあえずキラキラしている。「誰か」が赤ちゃんだったら、なんだか無性に嬉しく感じませんか?「それ、Dechampsのトレジャーボタンですよね!」例えばそんなふうに言葉が先に来るのではなく。輝きに目が楽しませられる。きらーん。
そう、誰か他の人にどう思われたいわけではないけど、結果的に誰かが好意的に見てくれることは嬉しいですよね。
単純に、というか純粋に、自分の目に楽しく映る洋服は欲しくなる。そして欲しくなった洋服の対価を払い、自分の手で着るというのは大人の特権ですが、このボタンを目にして湧いてくるこの気持ちは、けっこうピュアだなと思ったんですよね。もちろんこのボタンに限った話ではありませんが、このカーディガンはそんな気持ちが動かされる洋服のようです。

– Leopard Cardigan with Treasure Buttons –
Size: M, L / Color: Leopard, Melange Brown/Blue / ¥152,900 (tax included)
そんなDechampsのLEOPARD CARDIGAN。
MANHOLE EDITIONである「with Treasure buttons」モデルではない、通常通りの仕様のものもオーダーしています。
河上さんは「別注を思いつく前、つまり通常の仕様のものを見た時に既に『良いな』と思ったから数枚オーダーすることにした。別注だから良いわけじゃないんだよなあ」と言っていました。

Size: M,L / Color: Leopard /¥152,900-(tax included)
そう、あくまでも釦はオプションなのです。
・・・本当に意味のないBLOGになった気もしますが、まあBLOGなんてそんなものですよね〜。
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